皆生温泉=カレーの街!?「皆生カレー図鑑」で楽しむ食べ歩き

鳥取県米子市・皆生温泉といえば、山陰を代表する温泉地。
最近は「温泉街で食べ歩きを楽しめるカレーの街⁉」と思えるくらい、カレーが食べられるお店が増えています!!
そんな皆生温泉の新たな魅力を紹介するのが「皆生カレー図鑑」。
個性豊かなカレーを一挙に楽しめる、グルメファン必見です。

個性派ぞろい!バリエーション豊かなカレー

図鑑に掲載されているカレーは、バリエーションの幅が広く、どれもお店のこだわりが詰まった一皿。

  • 牛すじカレー(レストラン BUONO!)
    手間ひまかけて煮込んだ牛すじの旨みがとろける、王道の欧風カレー。

  • グリーンカレー(cadence)
    野菜の旨みが溶け込み、スパイスとまろやかさが絶妙に調和した本格派。

  • マッサマンカレー(ラフラフ シーサイドカフェ)
    タイ南部発祥。ココナッツミルクのまろやかさとスパイスの香りがクセになる一皿。

  • スパイスカレー(食堂市場 -ichiba-)
    スパイスをしっかり効かせ、じっくり煮込んだ食べ応えあるカレー。

  • 焼肉カレー(赤坂焼肉 うしや)
    焼肉店ならではのジューシーなお肉が主役。ボリューム満点の贅沢な味わい。

  • 中華風カレー丼(ラーメンいちばん)
    地元で長年愛される“中華風あんかけ”スタイルのカレー。ご飯が進む一皿。

このほか、地元産和牛を使った大山和牛カレーや、お土産にぴったりなレトルトカレーも揃い、より多彩な楽しみ方ができます。

食べ歩きこそ「皆生カレー図鑑」の楽しみ方

「今日はどのカレーに出合おうか?」
そんなワクワク感を叶えてくれるのが、皆生温泉の街。

温泉街を歩きながらカレーを目的に立ち寄ると、それぞれのお店の雰囲気や個性も一緒に味わえます。
観光で訪れる人だけでなく、地元の方にとっても“新しい食の発見”につながるのが魅力です。

お土産にも!自宅で楽しめる皆生のカレー

旅先で食べ歩きするだけでなく、お土産や贈り物として人気のレトルトカレーも登場。
「皆生カレー図鑑」で紹介されている中から気に入ったカレーを、自宅の食卓で味わうこともできます。
旅の余韻を持ち帰れるのは嬉しいポイントです。

「皆生温泉=温泉街」というイメージに、もうひとつの楽しみが加わりました。
それは“カレーの街”としての魅力。

「皆生カレー図鑑」を片手に、次の休日はぜひ皆生温泉へ。
温泉街でしか出会えない、個性豊かなカレーの数々を食べ歩きながら、自分だけのお気に入りを見つけてみてください。

「皆生カレー図鑑」のダウンロードはコチラ↓↓↓

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夏の皆生温泉は、海と温泉だけじゃない。
街を歩きながら出会える“ひんやりスイーツ”も見逃せません。
そこで登場したのが「KAIKE COLD TREATS MAP」。皆生温泉の街中で味わえる冷たいドリンクやスイーツを紹介した、夏の散策にぴったりの一枚です。

🍵 本格抹茶でクールダウン ― 甘党本陣 秋月

鮮やかなグリーンが目を引く「抹茶かき氷」は、見た瞬間に心が奪われるひと品。
自家製の抹茶蜜とたっぷりのあんこが織りなす味わいは、まさに大人のご褒美。
店内で点てた抹茶ドリンクとあわせて、贅沢な時間を過ごせます。

🐱 ネコと涼む ― NEKO CAFE Kuro

カラフルなフルーツキャンディーや、甘酸っぱい苺のかき氷。
ここでは冷たいスイーツを楽しみながら、かわいい猫スタッフとふれあえるのが魅力です。
ほっと心が緩むひとときを。

☕ コーヒーの香りとともに ― hint

グラスに注がれたアイスコーヒーとカフェオレは、見た目も涼しげ。
深煎りのコクとすっきりとした後味が、歩き疲れた体に染みわたります。
温泉街散策の途中に、ひと休みしたくなる場所です。

🍷 大人のご褒美スイーツ ― fado

ワインを使ったデザートが楽しめる、大人の隠れ家のようなカフェ。
なめらかなジェラートや、フルーツを贅沢に使ったひんやりスイーツは、旅の特別感をぐっと高めてくれます。

🥞 甘党必見!ふわふわ食感 ― 結Musubi(皆生テラス)

ビーチ近くのカフェ「結Musubi」では、クリームたっぷりのクレープが大人気。
さらにかき氷やパフェなど、映えるスイーツも充実。

🥤 皆生をたっぷり味わえる ― どら焼き専門店 湯ノ塩

皆生の海から採った塩を使ったどら焼きと冷たいドリンク。
おやつにも、お土産にもぴったりなひと品が揃います。

💧 皆生温泉の新名物! ― かいけドロップ

鳥取が誇るどぶろく醸造所「上代(かみだい)」が監修した皆生温泉オリジナルドリンク 「かいけドロップ」。
伯耆町の「米」「麹」「水」だけを使った“ノンアル甘酒”で、米本来の自然な甘味と香りを楽しめる一杯です。

散策とセットで楽しむのが魅力

「KAIKE COLD TREATS MAP」の魅力は、ただスイーツを味わうだけでなく“街歩きと一緒に楽しめる”こと。
マップを片手に温泉街を巡れば、新しいお店や風景にも出会えます。
ひんやりスイーツと一緒に、皆生温泉ならではの夏の空気を味わうのもおすすめです。

このマップを活用すれば“夏ならではの体験”がもっと広がる!!
お気に入りのひんやりスイーツや「かいけドロップ」を探す旅は、観光の合間や散策をより特別な時間に変えてくれるはず。

「KAIKE COLD TREATS MAP」のダウンロードはコチラ↓↓↓

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\皆生温泉の未来を一緒に語ろう!/

「ぺちゃくちゃかいけ vol.12」開催のお知らせ

皆生温泉にどら焼き屋さん、ドーナツ屋さん、コーヒー屋さん…。
最近、魅力的なお店が続々とオープンしています。
では、次はどんなお店があったらうれしいですか?

「ぺちゃくちゃかいけ」は、皆生温泉をもっと暮らしやすく、訪れる人にとっても楽しいまちにするために、地域の皆さんと一緒に“こんなお店があったらいいな”を自由に語り合う会です。

地元に暮らす方はもちろん、旅館や飲食店、観光関係の方など、皆生に関わるすべての方にご参加いただきたいと思っています。
これまで参加されたことがある方も、はじめましての方も大歓迎!
みんなで“これからの皆生”を一緒に妄想しませんか?


【開催概要】
日時:2025年8月24日(日)14:00〜16:00
会場:米子市観光センター 2階研修室
内容:「皆生にほしいお店」についての意見交換
参加費:無料
お問い合わせ:米子市観光課(担当:高田・黒見)TEL:0859-23-5211

主催|皆生温泉エリア経営実行委員会


暮らす人にも、訪れる人にも愛されるまち「皆生温泉」へ。
あなたの声が、未来のまちづくりのヒントになります。
お気軽にご参加ください!

【インタビュー】皆生の海辺で出合う「Theo Coffee」の特別な一杯!原田裕次さん
現在、皆生温泉海遊ビーチの海の家で出店されている、「Theo Coffee」の原田裕次さんにインタビュー。

原田さんは皆生温泉に住み、その一角で珈琲豆の焙煎をしています。今回は焙煎をされているところやコーヒーの魅力について伺ってきました。

焙煎という終わりなき探求

原田さんがコーヒーの焙煎に出会ったのは10年前。火を入れ、豆の色や香りが変わっていくその“生きた変化”に魅了され、今もなお焙煎を探求し続けています。

「コーヒーって、火を入れるたびに表情が変わるんですよ。湿度や気温、気圧…すべてが味に影響する。だからこそ面白いんです」

全国のロースターたちとSNSを通じて日々情報交換をしながら、“今日の一杯”に向き合う姿は、まさに職人そのもの。自然と会話するように、焙煎と向き合い続けています。

季節ごとに変わる味の表現

「コーヒーの夏は冬」とも言われるように、暑い時期は消費が落ち込む傾向が。でも「Theo Coffee」では、そんな夏だからこその楽しみ方を提案しています。

「アイスコーヒーにすると、また違う表情が出るんです。温度で味の感じ方も変わるから面白い」

抽出方法までこだわり抜いたアイスコーヒーや、暑い日にぴったりのコーヒーゼリーも人気。香りと味わいを、夏らしく、軽やかに楽しめます。

一杯に驚きと感動を

「Theo Coffee」で提供されるのは、スペシャルティと呼ばれる高品質な豆を使用した、まさに“特別な一杯”。

なかでも今回私が飲んだエチオピア産の豆は、エチオピアの中でも高価な部類に入る一部のロットで、まるで紅茶を思わせる華やかな香りとフルーティーな後味が印象的でした(※同じエチオピア産でも、すべてがこの味わいというわけではありません)。

「コーヒーって苦い飲み物って思われがちですが、本当は香りも味わいも、とても奥深いんです」と原田さん。

実際に試飲してみると、口に含んだ瞬間、これまでの“コーヒー”というイメージが一変。苦味は控えめで、まるで果実をかじったようなみずみずしさが広がり、思わず「これがコーヒー!?」と驚いてしまうほど。

こちらは、一杯1000円と聞くと少し高く感じるかもしれませんが、その一口で、価格以上の価値があることを実感します。実際に飲まれた方からも「コーヒーの印象が変わった」「こんな味がするなんて知らなかった」と、感動の声が次々と届いているそうです。

地域の日常に寄り添う一杯を

「松江にはお茶の文化があるように、米子にも“たしなむ”ようにコーヒーを楽しむ文化を育てたい」と話す原田さん。誰かのその瞬間を少しだけやさしく、豊かにする・・・そんな一杯を目指しています。

「特別じゃなくていいんです。おいしいコーヒーが日常にあれば、それだけで心がちょっと軽くなる」

皆生温泉で過ごすひとときが、少しだけ深く、やさしくなる。海辺に香る「Theo Coffee」の一杯が、そんな日常の風景をつくってくれています。

夏の皆生温泉で、コーヒーという贅沢を。

現在、「Theo Coffee」は皆生温泉海遊ビーチの海の家で出店中!原田さんが丁寧に抽出したスペシャルティコーヒーを、海風を感じながらぜひ味わってみてください。

白砂のビーチ、きらめく太陽、潮の香り——
そして、香り高い一杯のコーヒー。
この夏、皆生温泉でしか出会えない時間がここにあります。


【Theo coffee】

情報: Instagram ECサイト

夏バテ知らずのしっかりごはん!

イチオシは、ピリ辛そぼろとシャキシャキ野菜が絶妙なバランスの「タコライス」。トマトの酸味とチーズのコクがたまらない一品で、暑い夏でもどんどん食べられるおいしさ!

タコライス

そのほかにも、とろっとチーズがからんだヤンニョムチキンライスや、ひんやり爽やかなアサイーボウルもラインナップ。見た目もカラフルで、写真映えもばっちり!

ビーチ映えドリンクも充実!

喉の渇きを潤すのは、レモンスカッシュクリームソーダなどのひんやりドリンク。手に持って歩くだけで夏気分が加速する、映える一杯もここでゲット!

黄色いお店が目印!

海で遊んだあとのごはんに、日差しの中でのドリンクタイムに、「Honey mustard」のグルメで心も体も満たしてみませんか?

📍場所:皆生温泉海遊ビーチ(鳥取県米子市)
📷 Instagram:@honeymustard_kaike

いよいよ7月12日(土)に海開きした皆生温泉海遊ビーチ。白砂青松の美しい景観が広がる海岸は、日中はもちろん夜まで遊びつくせる魅力が満載!家族や友人、カップルはもちろん、一人旅のあなたにもピッタリ。

夏の暑さを忘れる爽快な海遊びから、地元のおいしい味覚、夜の幻想的なイベントまで、誰もが思い思いに楽しめます。

🏖️ 日中は思いっきりアクティブに

  • 透明度抜群のビーチ
    環境省が選んだ「日本の海水浴場88選」にも入るほどの清らかな海。海に飛び込んで、汗と一緒に日頃のストレスも吹き飛ばそう!ライフセーバーがしっかり見守ってくれるから、安心して泳げる。

  • マリンアクティビティで大はしゃぎ
    大人気の海上アスレチック「海皆-KAI・KAI-」。45分間のチャレンジで、子どもも大人も笑顔が止まらない!前売りチケットならおトクに参加可能。

  • SNS映えフードで休憩タイム
    隣接する「BEACH RESORT KAIKE」では、地元食材を使ったスウィーツやドリンクがラインナップ。写真映えするカラフルなメニューで、リフレッシュしながらインスタ投稿もバッチリ決めよう。


🌅 夜のビーチはワクワクが止まらない!「KAIKE夜あそBEACH」

7月25日(金)〜8月24日(日)の夜は、19:30から21:30までナイトイベントが盛りだくさん!

  1. 夜スタンプラリー:砂浜に設置された4つのスタンプをコンプリートするとオリジナルグッズをゲット!

  2. お宝探し体験:子ども用金属探知機で埋まった缶を探し当てて、景品を手に入れよう。

  3. 渚縁日コーナー:スーパーボールすくい、ヨーヨー釣り、光るおもちゃすくい、手持ち花火など、縁日の定番がずらり。

  4. ミニ打上花火:毎晩21時頃から約3分間の打上花火がビーチを彩る。夏の夜風に吹かれながら、波音に合わせて花火を楽しもう。


✨ 夢のような夜を演出「ナイトバブル」

7月25日と8月20日限定で開催される「ナイトバブル」。100万個ものシャボン玉が夜空を舞う幻想的なショーは必見!音と光がシンクロする演出に包まれて、まるで映画のワンシーンにいるかのようなひとときを満喫しよう。


📌 事前準備&便利情報

  • チケット購入:海浜事務所または米子市観光センターで1枚300円、4枚綴り1,000円。アクティビティは事前にチケットを手に入れてスムーズ参加!

  • 施設&設備:シャワー、更衣室、トイレを備えた「漁火テラス」は無料開放中。ワンタッチテントの持ち込みOK、ペット連れもリードをつければ同伴可能。

  • 駐車場:1日1,000円(17:00以降は無料)。

  • アクティビティ:ライフセーバーと歩くビーチガイド(500円)、電動アシスト付きレンタサイクル(1,000円〜)、遊漁体験フィッシング(2時間9,900円)など、海水浴以外の楽しみ方も。

今年の夏は、皆生温泉海遊ビーチで全力リゾート!
青い海、白い砂、充実のアクティビティにナイトイベント……ここでしか味わえない非日常があなたを待っている。今すぐカレンダーにチェックを入れて、最高の夏思い出を作りに出かけよう!

 

皆生温泉エリア経営実行委員会の取り組みが、建築・リノベーション・地域活性化の情報発信で知られる公共R不動産のウェブメディアにて紹介されました。

公共R不動産さんは、これまで全国各地の先進的な公共空間の活用事例を紹介されています。

その中で、私たちの皆生温泉の取り組みが取り上げられたことは、大変光栄であり、励みになりました。

地元の方々、まちの事業者さん、内外から関わってくださるクリエイターの皆さん…
この場所に関わってくださる一人ひとりの存在が、皆生温泉のまちづくりを支えています。
今回の掲載は、まち全体の力の積み重ねが評価されたものだと、私たちは感じています。

▼掲載記事はこちら
👉観光とローカルな日常を編み上げながら、30年後の温泉地を描く。鳥取・皆生温泉エリア経営実行委員会の挑戦

今回の掲載では、活動の背景や、皆生温泉という“温泉地”が持つポテンシャルに光をあてていただきました。

私たちが大切にしてきたのは、「温泉まち」としての歴史と文化を尊重しながら、新たな時代に向けて“暮らしと観光が混ざりあうまち”へと育てていくことです。

その想いや試行錯誤の様子が、建築・まちづくりの専門家の視点からインタビュー形式で紹介されております。

これからも、まちと共に育つ存在へ

皆生温泉のまちづくりは、まだまだ進行中です。
私たちチームは「観光地としての皆生温泉」だけではなく、「暮らしが息づき、未来が語れるまち」としての皆生温泉を目指しています。

今回の公共R不動産さんの記事を通じて、皆生温泉の可能性や今後の展開に興味を持ってくださる方が一人でも増えたらうれしく思います。

引き続き、皆生温泉まちづくりへのあたたかい応援とご参加を、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は皆生温泉でマクラメ作家として活動されている一条誠さんにインタビューを行いました。皆生タクシーの一角をアトリエとして借り、独自の世界観で紐を編み上げる一条さん。地元の雑貨屋「hibou」での委託販売やネットショップ、地域のイベント出店など、多方面で活動されています。

ものづくりへのこだわりや、皆生温泉への思い、そしてこれからの目標についてじっくりとお話を伺いました。

――まず、皆生温泉で活動を始められたきっかけを教えてください。

一条さん:
はい。もともと皆生温泉の旅館「旅館三井」で働いていて、その寮に住みながら過ごしていました。仕事の合間に趣味としてルアービルダー(釣り用ルアーの制作)をしていたんです。でも、ルアーが環境に与える影響が問題視されていることを知って、自分でも調べてみました。すると、自分が作っているルアーが海の環境を汚している可能性があることに気づいて、続けるのは良くないと判断しました。

小さい頃から、絵を描いたり、工作したりすることが好きだったので、ものづくりはやめたくなかったんです。そんな時に偶然マクラメに出会いました。糸の温もりや、結び目で様々な模様が生まれる美しさに惹かれて、一気に夢中になりました。YouTubeや本を使って独学で学び、少しずつ技術を身につけていきました。

――皆生温泉での創作活動はどのようにスタートされたのですか?

一条さん:
約半年ほど前に、皆生タクシーさんの一角にある部屋をアトリエとしてお借りしました。ここでじっくりと作品づくりに取り組んでいます。地元のイベントにも積極的に参加して作品を展示・販売していますし、米子市の人気雑貨屋「hibou」さんでの委託販売、さらにネットショップも活用して、より多くの方に作品を届けられるよう工夫しています。

――マクラメのどんなところに魅力を感じていますか?

一条さん:
マクラメは、糸と結び目だけで多様な表現ができるのが面白いですね。素材の温かみが手に伝わってくるので、機械的なものづくりにはない「人のぬくもり」を感じられるのが好きです。また、無心になって編み進める時間がとても心地よくて、集中することで心が落ち着きます。そういうところも魅力のひとつです。

――皆生温泉で過ごされる時間が多いそうですが、どんなところが気に入っていますか?

一条さん:
皆生温泉は海が近くて、毎日海の景色を見ながら過ごせるのが本当にいいですね。徒歩圏内にいろいろ楽しめる場所があるので、散歩や食事もしやすいです。そうした環境が制作にも良い刺激を与えてくれて、ここで活動できるのはありがたいです。

――皆生温泉が今後どんな場所になってほしいと考えていますか?

もっと多くの観光客に訪れてほしいですね。鳥取市や境港市は宿泊客も多いですが、皆生温泉はまだまだ伸びしろがあると思います。特に外国人観光客が少ないので、もっと多くの人に訪れてもらいたいです。

――今後の活動や目標について教えてください。

一条さん:
これからはマクラメのワークショップを開催して、手軽に楽しめる体験を広めたいと考えています。ものづくりを通じて人と人をつなげたり、地域の魅力を伝えたりできるのが理想ですね。皆生温泉のまちづくりにも積極的に参加し、地域の文化や産業に貢献できれば嬉しいです。

作品を通じて、手仕事のぬくもりや楽しさを伝え、多くの人の心をつなげていきたいと思っています。

――最後に、皆さんにメッセージをお願いします。

一条さん:
皆生温泉は素敵な場所なので、もっとたくさんの人に訪れてほしいです。私のマクラメ作品も、その魅力の一部として楽しんでもらえたらうれしいですね。

――ありがとうございました。今後のご活躍を楽しみにしています!

鳥取県米子市淀江町の海辺にある小さなヤギ農場「メイちゃん農場」。そこで育まれたヤギミルクを使い、皆生温泉オリジナルボトルとして5月から販売開始となった洗顔泡ソープ『メイちゃんの宝物』。

今回は、この商品を企画・開発した一般社団法人寄り添い相談室ご縁は宝の代表理事・大橋敬子さんにお話を伺いました。

商品開発のきっかけ

――まず、『メイちゃんの宝物』を生み出そうと思った背景を教えてください。
大橋さん:
「高齢者支援を中心に、長年この地域で活動してきました。地域のつながりを大事にする中で、『地元の素材を使って、人にも環境にも優しいものを届けたい』という想いがずっとありました。そんな折、米子商工会議所の伴走支援プロジェクトをきっかけに、皆生温泉とのコラボレーションが実現しました。

――なるほど。地域密着の活動から生まれたアイデアだったのですね。

■ こだわりの製法とヤギミルクの魅力

――具体的にどのような点にこだわったのでしょうか?
大橋さん:
「まず、保存料や合成界面活性剤、着色料を一切使わず、植物由来成分だけで仕上げること。肌だけでなく、環境にも負担をかけたくなくて。ヤギミルクには、牛乳の約3倍のミネラルと20倍のタウリンが含まれているといわれています。乾燥や肌荒れに悩む方にも喜んでもらえると期待して、ふんわり軽やかな泡立ちになるよう試行錯誤しました」

――手に取った瞬間から、優しさが伝わってきそうです。
大橋さん:
「そうなんです。ヤギミルクは母乳に近い成分を持つともいわれるので、特に敏感肌の方に安心して使っていただけると思って。しかも、メイちゃん農場のヤギたちは愛情たっぷりに育てられているので、生産者の顔が見える安心感もあって。地元の方や観光で訪れた方に、『自分の肌が喜んでいる』と感じてもらえたら嬉しいです」

■ 大橋さんの“想い”

――この商品を通じて、どんなメッセージを届けたいですか?
大橋さん:
「本当に、小さな気遣いが肌にも心にも伝わるような使い心地を目指しました。ヤギミルクの栄養価を生かしつつ、『毎日使うたびに、ちょっとした癒しを感じてほしい』という想いがあります。忙しい日々の中で、ふとした瞬間にこの泡の優しさを思い出してもらえるといいなと思います」

――商品開発を通して感じた地域の魅力や、人とのつながりはいかがでしたか?
大橋さん:
「地域の方と直接やりとりする中で、改めて『顔が見える関係』の大切さを感じました。ヤギを育てている方や、開発に関わってくださった方々の想いもしっかり形にできたことに、自分自身が胸を張れます。これからも、地元の素材を活かした商品づくりを続けていきたいですね」

■ 皆生温泉への思い

――皆生温泉オリジナルボトルとして販売されることについて、いかがですか?
大橋さん:
「皆生温泉には、海風とともに流れるゆったりとした時間、人との温かいふれあい、そして心と体をほぐしてくれる“癒しの力”があります。この場所こそが、『美肌や心の健康の出発点』になってほしいと考えています。皆生温泉の持つ温かさやゆるやかな時間の流れを、ボトルのデザインにも込めました。訪れる方がこの石鹸を手に取るたびに、『ああ、皆生温泉にまた戻ってきたいな』と感じてもらえたらとても嬉しいです」

――ボトルデザインにも込められた“皆生らしさ”が伝わってきます。
大橋さん:
「ありがとうございます。皆生温泉は、古き良き湯治場の風情を残しつつも、地元の人はもちろん、遠方から来られる方を温かく迎え入れてくれる場所です。その温もりを少しでも感じられるように、ラベルには淡い海の色やヤギのイラストをあしらいました。手にした瞬間から『ここでしか買えない』特別感も感じてほしかったんです」

■ これからの展望

――今後はどのような展開を考えていますか?
大橋さん:
「まずは、この『メイちゃんの宝物』を通じて、もっと多くの方に皆生温泉の魅力を知ってほしいです。そして、商品ラインナップを増やしたり、新たな地元素材を使った製品づくりにも取り組みたいですね。高齢者支援活動も続けながら、地域とともに、肌にも心にも優しいプロダクトを届けていきたいと思っています」

――最後に、皆さんへメッセージをお願いします。
大橋さん:
「皆生温泉は、ただの“観光地”ではなく、人と人がつながり、心がほっと落ち着く場所。『メイちゃんの宝物』を手に取っていただき、心と肌が喜ぶ時間を感じていただけたら幸せです。ぜひ、皆生温泉にお越しの際は米子市観光センターでお手にとってみてくださいね」

――大橋さん、本日はありがとうございました。

海辺の風が心地よく、心も体も癒される皆生温泉。その温もりさえもぎゅっと詰め込んだ『メイちゃんの宝物』は、ひとつひとつに地域の息吹と開発者の想いが込められています。肌だけでなく、心までほっこりと癒される優しい使い心地を、ぜひお試しください。

※現在、米子市観光センターのみで販売しています。

米子市観光センター/皆生温泉旅館組合

住所 鳥取県米子市皆生温泉3丁目1−1
営業時間 8:30~18:00
定休日 不定休
電話番号 0859-35-0175
情報 Instagram

空に舞う“水族館”〜春の青空に大きなカイトが彩りを添える

30mのクジラやクラゲ、タコなど様々な海洋生物モチーフの巨大カイトが、澄み渡る春の空にゆったりと舞います。昼は色鮮やか、夜はライトアップで幻想的に──春の夕暮れにもピッタリな演出です。

〈昼の部〉10:00〜16:00/〈夜の部〉18:30〜20:00で観覧無料。

春の水上散歩でリフレッシュ!ウォーターロール体験

ドーム型ボールに入って海上をコロコロ転がるウォーターロールは、青空の下で楽しむ春の新感覚アトラクション。約20分の「水上散歩」で思いきり走り回り、リフレッシュしましょう。

料金1,000円/人(10:00〜16:00、最終受付15:30)。

のんびり漕いで海辺の風を感じるパーティーバイク

友達やファミリーで乗り合い、浜辺沿いをゆったり漕ぐ「かいけぐるぐるパーティーバイク」。春の海風に吹かれながら、非日常のビーチタイムを楽しめます。

1便30分・1,000円、〈1便〉18:30〜19:10〈2便〉19:20〜20:00(連日運行)

砂鉄スライムづくりで春の発見体験

砂浜の砂鉄を集めて、磁石で動く真っ黒スライムを自作!子どもの好奇心を刺激する実験感覚のワークショップは、春休みやゴールデンウィークのおでかけにぴったり。

料金500円/人(10:00〜16:00、最終受付15:45)。

ビーチグルメコーナーで地元の味を堪能

海浜施設「BEACH RESORT KAIKE」では、焼肉うしや米子店、Sourire、AMO、Theo Coffee など地元の人気テイクアウトメニューを昼夜で提供。

〈昼〉10:00〜16:00〈夜〉18:30〜20:00 の時間帯で、春の海辺ランチやカフェタイムを楽しんで。

夜の砂浜縁日「KAIKE夜あそBEACH」

春の夜長を楽しむ夜遊びコンテンツも充実!光るおもちゃすくい、宝石すくい、金属探知機お宝探しなど、チケット制の縁日が〈夜〉18:30〜21:30に登場。

4枚綴り1,000円、1枚300円で好きな遊びをチョイス。スタンプラリーは無料で参加OK。

春限定ミニ打ち上げ花火ショー

イベントを締めくくるのは、砂浜から約70m先で上がる約3分間のミニ花火。夜空に光るカイトとコラボし、春の夜空を幻想的に演出します。

21:00スタートで観覧無料。

その他のアクティビティも充実!

レンタサイクルで白砂青松の弓ヶ浜サイクリングを楽しんだり、ライフセーバーと歩くビーチウォークガイド、観光フィッシングなど、多彩な体験プログラムが用意されています。

詳しくは米子市観光協会の公式HPをご覧ください。

春の爽やかな海風と、ゴールデンウィークならではの特別なアクティビティが満載の「カイケジャンボリー5」。ぜひ皆さまお誘い合わせの上、お越しください!

ご注意とお問い合わせ

  • イベント会場内(皆生温泉海遊ビーチ内)は全面禁煙です。喫煙される方は、砂浜の一画に「喫煙スペース」をご用意しますのでご利用ください。
  • 海浜施設「BEACH RESORT KAIKE」の飲食スペース(無料)は、飲食の持ち込みは出来ません。
  • 路上駐車は近隣の方に大変迷惑となります。専用駐車場をご利用ください。
  • 会場及び砂浜はリード等でのペット同伴は可能ですが、トラブル等が発生した場合、主催者として一切の責任は負いません。
主催 米子市観光協会
共催 皆生温泉賑わい創出実行委員会
協力 株式会社メリット・ 皆生温泉旅館組合
後援 鳥取県・米子市
お問い合せ 米子市観光協会
[TEL] 0859-37-2311
当日の 開催状況等 皆生温泉海遊ビーチ海浜事務所
[TEL] 090-5691-6396

「想いをカタチに、地域を未来へ。」

この力強いコンセプトを掲げ、鳥取県を拠点に地域活性化を牽引する株式会社OMOIの代表取締役、川村諒志氏。名古屋市出身、関西大学卒業後、地域活性化コンサルタントとして活躍してきた経歴の持ち主。スイーツのブランディングを得意とし、数々の地域を元気にしてきた株式会社OMOIは、1年に少なくとも1事業は新規でローカルコンテンツを生み出すという驚異的なスピードで地域に新たな息を吹き込んでいます。そんな川村代表が、なぜ縁もゆかりもない鳥取県に拠点を移し、地域活性化の旗を振るうのでしょうか?そして、皆生温泉にどのような未来を描いているのでしょうか?

2025年3月1日、皆生温泉にオープンした新たな店舗『湯ノ塩』に込められた想い、そして川村代表が描く皆生温泉の未来、その根底にある豊かな自然への熱い想いについてお話を伺いました。

なぜ、鳥取県で起業?人口最少県に秘めたる可能性

――川村代表が鳥取県で起業されたきっかけは何だったのでしょうか?

川村代表: 一番大きな理由は、「人口が一番少ない県」だったからです。課題先進都市とも言われる日本において、最も人口が少ない鳥取県だからこそ、挑戦しがいがあると感じました。加えて、私自身、子どもの頃から自然に触れ合う環境で育ち、自然そのものが本当に好きなんです。 地域で働くこと、暮らすことの魅力を発信し、日本の豊かな地方で、豊かに暮らす若者が積極的に選択していく社会を創りたい。豊かな自然の中で、人が生き生きと暮らす社会を実現したいという強い想いがあり、自然豊かな鳥取県を選びました。

――地域活性化コンサルタントとしてのご経験が、今の事業にどのように活かされていますか?

川村代表: 以前から地域活性化に関わる仕事がしたいと考えており、大阪のコンサルティング会社では食品系を担当していました。鳥取県で最初に手掛けた『Totto PURIN』も、その経験があったからこそ、多くの方に喜んでもらえる商品になったのだと思います。「想いをカタチにする」というコンセプトのもと、地域の素材や魅力を最大限に引き出す商品開発を心掛けています。コンサルタント時代に培った、地域の魅力を発見し、それを形にする力は、今の私の活動の大きな糧となっています。

皆生温泉への想い:海と温泉街が織りなす新たな魅力

――2025年3月1日にオープンされた『湯ノ塩』について教えてください。なぜ皆生温泉を選ばれたのでしょうか?

川村代表: 皆生温泉は、鳥取県内でも特に観光地として盛り上げようという意識が高く、街づくりの取り組みが進んでいると感じていました。私自身も地域活性化に強い関心があり、地元の関係者の方々とのご縁を大切にしながら、今回の出店に至りました。何よりも、皆生温泉の海と温泉街が隣接する最高なロケーションに強く惹かれました。自然の恵みを身近に感じられるこの場所で、何か面白いことができるのではないかと直感したんです。

地域課題を「チャンス」に変える:皆生ならではの商品開発

――皆生温泉の地域資源を活かした具体的な取り組みについて教えてください。

川村代表: 皆生温泉の美しい海という地域資源を活かした新商品づくりに力を入れています。皆生の海から海水を採取し、手間ひまかけて丁寧に塩を精製しました。その塩を使って開発した『塩カリどら』は、おかげさまで観光客の方々だけでなく、地元の方々にも大変ご好評いただいています。

香ばしい生地と絶妙な塩加減の餡が織りなす味わいは、まさに皆生温泉ならでは。地域の恵みを活かしたこのひと品が、訪れた方の記憶に残り、またここに戻ってきたいと思ってもらえるような商品になればと願っています。

ただ“モノ”をつくるのではなく、「記憶に残る商品や体験を提供する」ことを大切にしています。この塩づくりを通して、改めて皆生温泉の豊かな自然と、それを生かす力に気づかされました。今後も地域の魅力を再発見し、それを形にしていく取り組みを続けていきたいと思います。

皆生温泉への「妄想」:海と温泉街が日常を飛び越える

――川村代表が思い描く、皆生温泉ならではの妄想?未来像はありますか?

川村代表: 皆生温泉は、海と温泉街が非常に近いという特別な場所です。この特徴を最大限に活かし、水着姿や浴衣姿で気軽に街を行き交うことが普通になるような環境を作り出せれば、他の温泉地にはない、本当に面白い魅力が生まれると考えています。これは私の「妄想」であり、「想像」であり、「創造」です。そんな光景が日常になれば、皆生温泉はもっと自由で、もっと楽しい場所になるのではないでしょうか。

――それは思ってもいなかった発想です!皆生温泉街がそんな場所になるには、どんなことをしていけばいいと思いますか?

川村代表: 地域活性化において、特に重要だと考えているのは、景観の統一です。景観が整った非日常を提供できる場所は強い。街歩きが楽しい地域へと進化させたいです。地域の人が気軽に交流し、多様な価値観が集まる場所になることが、皆生温泉ひいては鳥取県全体の活性化に繋がると思います。美しい景観は、豊かな自然があってこそ実現できるものだと考えています。

未来への展望:山陰地方全体の活性化を目指して

――皆生温泉を拠点に、今後どのような展開を考えていらっしゃいますか?

川村代表:将来的には鳥取県全域から岡山県北部まで店舗展開を広げ、新しいモノづくりや賑わいの創出、若者が活躍できる社会を目指します。山陰地方全体の活性化に貢献するため、地域特色を活かした商品開発や地産地消をさらに推進していきたいと思います。

自然を活かしたまちづくり:川村さんの夢

――最後に、川村代表の今後の夢について教えてください。

川村代表: 私の夢は「美しい川がある村を作ること」です。名前のとおりです(笑)自然の豊かさを次世代に繋いでいきたい。自然の豊かさを感じられる場所で暮らしたいという想いがあり、皆生温泉の自然や立地条件は本当に素晴らしいと感じています。この豊かな自然を活かしながら、皆生温泉をさらに魅力的な場所へと発展させていきたいです。

――本日は貴重なお話、ありがとうございました。川村代表のオモイが、皆生温泉そして山陰地方に新たな活力を与えてくれると確信しました。

川村代表: こちらこそ、ありがとうございました。皆生温泉エリアとの新たな取り組みやコラボレーションを通じて、地域の皆様と共に、誰も見たことのない未来を創っていきたいと思っています。

 

【編集後記】

今回のインタビューを通して、川村代表の地域活性化に対する並々ならぬ思いと、それを具体的な事業として形にしていく実行力に圧倒されました。その情熱の根源には、豊かな自然のポテンシャルと、自然と共に生きる社会への強い願いがあることを感じました。 1年に少なくとも1つの新しい事業を生み出すというスピード感と、常に地域全体を見据えた視線は、まさに地域活性化のフロントランナーと言えるでしょう。「水着や浴衣で気軽に街を歩く」という「妄想」が、川村代表の手によってどのように現実へと変わっていくのか、その挑戦をこれからも追い続けたいと思います。皆生温泉、そして山陰地方の未来が、ますます楽しみになるインタビューでした。

湯ノ塩の情報

場所 鳥取県米子市皆生温泉4丁目25-21
営業時間 10時~17時
定休日 水・木曜日
情報 Instagram

2025年3月1日、鳥取県米子市皆生温泉に、どらやき専門店「湯ノ塩」がオープン。

お店の看板商品は、なんと全国的にも珍しい四角いどら焼きなんです!

「塩の結晶」をイメージして作られたという、斬新なフォルムのどら焼き。一体どんな味がするんだろう…?興味津々で訪れてみました!

お店に入ると、可愛らしく並んだ四角いどら焼きたちが目に飛び込んできます。コロンとしたフォルムがなんとも愛らしい!一般的な丸いどら焼きとは一線を画す、洗練された印象です。このスタイリッシュな見た目だけでも、食べる前からワクワクしてきます!

看板商品は、塩バターの香ばしさがたまらない「塩カリどら」。丁寧に焼き上げられたどら焼きの表面に、じっくりと塩バターを染み込ませ、さらに二度焼きすることで、外側の皮が驚くほどカリッとした食感に仕上がっているそう。この食感はまさに新感覚!他では決して味わうことのできない逸品です。

味は、定番のつぶあんと、上品な甘さのこしあんの2種類。今回は贅沢にも両方いただいてみました。

一口食べると、まずその食感に衝撃!本当にカリッとしていて、まるで香ばしいクッキーを食べているかのよう。その後に、じゅわっと広がる塩バターの塩味と風味が、中のあんこの優しい甘さを絶妙に引き立てます。

つぶあんは、ふっくらとした小豆の粒感がしっかりと感じられ、食べ応え満点。一方、こしあんは、なめらかな舌触りで、口の中に広がる上品な甘さが印象的。

香ばしい皮の食感と、丁寧に炊き上げられた餡の上品な甘さが見事に調和し、あっという間に完食してしまいました!これはリピート確定です!

美味しさの秘密は、皆生温泉の恵み!自家製塩へのこだわり

この「塩カリどら」の美味しさの秘密は、なんといっても自家製塩へのこだわり。皆生温泉のすぐ近くの美しい海水を汲み上げ、手間暇かけて丁寧に火入れして作られたという塩は、ミネラルが豊富で、まろやかな味わいが特徴。このこだわりの自家製塩が、「塩カリどら」全体の味をぐっと引き締めているんですね。

定番も季節限定も見逃せない!魅力的なラインナップ

「湯の塩」の魅力は、「塩カリどら」だけではありません。ふっくらとした生地が自慢の「抹茶どら」と「焙じ茶どら」も、お茶の豊かな香りが口いっぱいに広がり、ほっと安らぐ優しい甘さが人気です。

さらに、訪れた時期には、季節限定の「クリームチーズ苺どら」も販売されていました。甘酸っぱい苺と濃厚なクリームチーズの組み合わせは、和と洋の絶妙なハーモニー!こちらもぜひ味わってみてほしい一品です。

皆生温泉の新たな名物として誕生した「湯ノ塩」の四角いどら焼きは、その独創的な形状、自家製塩の奥深い味わい、そして職人の丁寧な手仕事によって、他では決して味わえない特別なひと品。温泉で温まった後はもちろん、お土産としても喜ばれること間違いなし。ぜひ一度、「湯ノ塩」に足を運んで、このおいしさを体験してみてください。

湯ノ塩の情報

場所 鳥取県米子市皆生温泉4丁目25-21
営業時間 10時~17時
定休日 水・木曜日
情報 Instagram

※上記は2025年3月24日時点の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。