防災も知識更新を!福生中学校の中学生が大人の防災ゲームを作る!

米子市立福生中学校の中学生たちが、大人をターゲットにした防災ゲーム「SHYG(シャイグ)」を開発し、クラウドファンディングで支援を募っています。

このプロジェクトの立ち上げは、授業の一環として始まりました。曽田将瑛さん、田邊和成さん、後藤彩心さん、平田晴一さんの4人で構成された「ソタクリエイト」チームが、授業中に「なぜ大人は防災を勉強しないのか?」という疑問から着想を得て、ゲームを通じて防災に触れる機会を提供しようと考えました。

日本では多くの義務教育校が防災教育を行っていますが、大人になるとその知識を更新する機会が減ってしまいます。防災の知識は時代と共に変わるため、定期的な学び直しが必要です。しかし、仕事や家庭の事情で防災訓練やセミナーに参加できない大人が多いのが現状です。

そこでソタクリエイトは、大人が時間を取らずに繰り返し学べる防災ゲーム「SHYG」を考案しました。このゲームは、「もしもの時にどう行動するか」を試す内容で、プレイヤーが様々なシナリオを体験しながら最適な行動を考えることができます。ゲームはターン制で進行し、毎回異なる展開が楽しめるため、何度もプレイして防災の知識を深めることができます。

現在、ソタクリエイトはクラウドファンディングで支援を募っています。

目標金額は500,000円で、これを達成すればゲームのデザイン、製造、地域イベントの開催、ネット販売を実現する予定。

支援募集は8月29日(木)午後11:00。

このプロジェクトに関する詳細な情報は、クラウドファンディングのページで確認できます。ページでは、プロジェクトの背景や目標、具体的な活動内容が詳しく紹介されています。また、中学生たちの熱い思いや今後の展望についても知ることができます。

プロジェクトページはこちらソタクリエイトのクラウドファンディングページ

 

夏本番!2024年の皆生温泉海遊ビーチは熱い

いよいよ夏の到来を告げる太陽の光と心地よい海風が舞い込む季節がやってきました。今年も皆生温泉海遊ビーチでは、2024年7月6日(土)に「海開き」が行われ、熱い夏がスタートしています。

さまざまなアクティビティやイベントが用意され、訪れる方々を楽しませる工夫が満載です。今年の夏の思い出の一つに、ぜひ『皆生温泉海遊ビーチ』を加えてみてください。

 

皆生温泉海遊ビーチの魅力的なイベント

美しい海と楽しいアクティビティ、そして打ち上げ花火など、たくさんの楽しみが詰まったイベントで溢れています。今年の夏に開催される主要なイベントをご紹介します。

1.皆生温泉海遊ビーチ

期間:7月6日 〜 825

時間:9:00〜17:00

皆生温泉海遊ビーチでは、ライフセーバーが常駐しているので、安心して海を楽しむことができます。ウォータースポーツやビーチスポーツなど、多様なアクティビティが揃っており、自分の好みに合わせて思い切り遊べます。ビーチ、美味しい食事を組み合わせた複合施設として、夏の思い出を作る絶好の場所です。

2.皆生温泉マリンアスレチック海皆-Kai・kai-

期間:7月20日 〜 825

時間:10:0016:45

海上に設置されたジャンプ台や滑り台、ロープを使ったクライミングウォールなど、大迫力のアスレチックイベントが楽しめます。子供から大人まで、家族や友人と一緒にアクティブに遊びたい方におすすめです。
公式サイトはこちら

3.KAIKE夜あそBEACH

期間:7月27日 〜 8月18日
時間:19:30〜21:00

夜の砂浜で楽しむナイトウォークラリーやお宝探し、渚縁日など、昼間とは違ったビーチを楽しめます。夏の夜に特別な体験ができるイベントです。

4.皆生温泉ミニ打ち上げ花火

期間:7月27日 〜 8月25日の期間中毎日開催
時間:21:15〜約3分間

皆生温泉海遊ビーチでの遊びの締めくくりに、毎晩打ち上げられる花火を楽しみましょう。美しい夜空に広がる花火が、夏の思い出に彩りを添えます。

今年の夏は、皆生温泉海遊ビーチで特別な思い出を作りませんか?美しい海と豊かな自然、美味しい食事と温泉が待っています。あなたの夏が最高のものになること間違いなし!!ぜひ、皆生温泉海遊ビーチで素敵な夏の一日をお過ごしください!

山陰ツーリズム人材育成塾第4期の受講生を募集!

観光を通じて地域活性化や課題解決を目指す人材を育成するプログラムです。地域に根ざした観光事業の再構築や新規事業の立ち上げを考えている方々を対象に、知識習得講座やゼミナール、先進事例の視察などを通じて、持続可能な観光の理解と展開能力を養成します。

山陰ツーリズム人材育成塾で得られる知識と経験は、皆生温泉を含む地域の観光業の発展に役立ちます。この機会にぜひご応募ください。

募集要項

  • 募集期間: 6月25日(火)~7月19日(金)17:00必着
  • 募集人数: 約16名
  • 対象: 観光業に関心があり、地域の活性化に貢献したいと考えている方
  • 受講料: 無料

プログラム概要

  • 期間: 令和5年9月9日(月)~令和6年2月14日(金)
  • 形式: オンライン中心
  • 内容: 知識習得講座(全8回)、ゼミナール(全10回)、先進事例の視察(1回)

目指す人材像

  • 観光に関する深い知識と専門性を持ち、地域の発展に貢献することができる「観光中核人材」

お問い合わせ先

  • 鳥取短期大学 教務課(山陰ツーリズム人材育成塾担当)
  • 島根大学 教育・学生支援部教育企画課 学生センター1階6番窓口(山陰ツーリズム人材育成塾担当)

水辺で乾杯2024を皆生温泉海遊ビーチで開催!

今年も「水辺で乾杯」イベントが7月3日に皆生海浜公園で開催します。

夕日が沈む美しい風景の中で、仲間と一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

開催詳細:

  • 日時: 7月3日(水) 17時頃スタート ~ 19時完全撤収
  • 場所: 皆生海浜公園の遊歩道沿い東屋
  • 雨天時: 会場変更の上、開催予定
  • 会費: なし(料理・飲み物は持ち寄りでお願いします)

このイベントは参加費無料です。皆でお気に入りの料理や飲み物を持ち寄り、皆生温泉をより楽しい場所にしていきましょう。

お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!

 

[オモウマいカイケ:vol.12]皆生温泉で猫と触れ合える癒し空間!猫カフェ「Kuro」

今回ご紹介するのは、猫好きにはたまらない癒しのスポット「NEKO CAFE Kuro」。

店内は、猫部屋とカフェスペースに分かれており、猫と触れ合ったり、カフェメニューを楽しんだりして過ごせます。

カフェメニューには、パスタやピラフなどの軽食や、ドリンクにミニパフェがあり、猫を眺めながらカフェタイムを過ごすのもおすすめです。

 

今回はお店のおすすめメニューでもある「明太クリームパスタ(750円)」と「コーンポタージュ(300円)」を注文。

ピリッとした辛さと濃厚な旨味がクセになる明太子クリームソースと、優しい甘さとまろやかな口当たりが魅力のコーンポタージュ

それぞれ単品でも美味しいですが、一緒に合わせるとさらに美味しさがアップです⤴⤴⤴

猫と触れ合える猫部屋

猫部屋は、猫たちの安全と衛生面に配慮した清潔な空間になっています。

猫カフェ初心者の私は、臭いがどうなのかなとちょっと不安を感じながら入りましたが、全く気にならず…なぜ?と聞いてみると、”床は徹底的に清掃され、臭いの移りそうな素材は使用しない”など工夫されているそうです。臭いの心配も不要で、初めての方でも安心して訪れることができます。

平日1時間1,320円(ワンドリンク付き)、土日祝は1時間1,540円(ワンドリンク付き)で利用できます。20分495円でのお試し利用も可能。猫部屋に入る前に、スタッフから猫との触れ合い方についての説明を受けます。

店内には15匹の保護猫たちがおり、それぞれ個性豊かな性格で、出迎えてくれます。人懐っこい猫からマイペースな猫まで、さまざま!

自由に動き回っているので、一緒に遊んだり、撫でたりしながら癒される時間を共に楽しみます。

見ているだけでも癒されるので、時間が過ぎるのが早く、あっという間に1時間が経ってしまうほど。

どの猫たちも可愛く、猫同士がじゃれ合っている姿はたまりません!!

”保護猫の譲渡も行っている”

「NEKO CAFE Kuro」にいる猫たちは、すべて保護猫です。猫との触れ合いを通して、猫への理解を深め、新しい家族を迎えるきっかけになればと、譲渡も行っています。譲渡希望の方は、スタッフに相談してみてください。

猫をモチーフにした雑貨品がいっぱいあります!

愛らしい猫の表情や仕草がデザインされた雑貨たちは、猫好きにはたまらない魅力がいっぱいです。思わず笑顔になってしまうようなユーモラスなデザインから、シックで落ち着いた大人の雰囲気のものまで、幅広いラインナップで取り揃えられています。

自分用に、猫好きの友だちへのプレゼントにも最適ですよ。

「NEKO CAFE Kuro」

猫好きの方にとって癒しのスポットです。充実したカフェメニューと可愛らしい猫たちが、心地よいひとときを提供してくれます。皆生温泉を訪れた際には、ぜひ「NEKO CAFE Kuro」に立ち寄ってみてください。心も体も癒される素敵な時間が過ごせることでしょう。

住所 鳥取県米子市皆生温泉4-25-18 1F
営業時間 10:00~18:00
定休日 木曜日
電話番号 0859-46-0233
情報 Instagram

駐車場は、店舗近くにあります。
ラーメンいちばんさんの道路を挟んだ斜め前あたりです。

 

 

産前産後ケアハウスはぐはぐ×皆生温泉旅館「海潮園」コラボ企画!

産前産後ケアハウスはぐはぐ合同会社は、昨年5月10日より鳥取県米子市で開業。米子市をはじめとする鳥取県西部地区の6市町村、島根県安来市、岡山県真庭市の計8市町村と産後ケア事業委託契約を締結し、妊婦とその家族を対象とした両親学級や出産準備ヨガ、産後ケア、様々なイベントを通じて地域の母親と赤ちゃんをサポートしています。

開業から1年で、延べ654件の産後ケアを実施し、0歳児の一時預かりは300件、イベントやラウンジの利用者は1500組以上に上ります。その人気の高さから、現在は産後ケアの予約が1か月半待ちの状況となっています。

鳥取県では全国でも珍しく産後ケアの無償化を実施しており、さらに米子市が今年4月より産後ケア利用申請を電子化したことも相まって、産後ケアを希望する母親が増加しています。しかし、現状ではすぐに産後ケアを利用できない母親も多くいます。

この問題を解決するため、はぐはぐは皆生温泉旅館を利用した産後ケアの実施を検討中です。その一環として、今回は皆生温泉旅館「海潮園」の協力を得て、特別イベント「産後ケアリトリート」を開催することになりました。

※このコラボ企画は大人気のため、現在キャンセル待ちです。

イベント概要

テーマ: 産後ケアリトリート

日時: R6年7月10日(水) 10:00~13:00

対象: 0歳児を育てる母親とその赤ちゃん10組

内容:

  • 10:00 受付
  • 10:15~11:15 ベビママヨガ
    • 母親たちは赤ちゃんと一緒にヨガを楽しみます。
  • 11:15~12:00 ランチタイム
    • 海潮園が提供するランチをゆっくりと楽しめます。赤ちゃんははぐはぐスタッフが託児します。
  • 12:00~12:45 温泉タイム
    • 母親たちは2か所の大浴場でゆっくりと温泉を楽しみます。こちらも赤ちゃんははぐはぐスタッフが託児します。
  • 13:00 解散

このイベントは、0歳児を育てる母親たちが日常の育児と家事から少し離れ、リラックスした時間を過ごすための貴重な機会です。母親たちは、赤ちゃんと一緒にヨガを楽しみ、旅館の美味しい食事を味わい、温泉で心身ともにリフレッシュすることができます。

 

皆生温泉に新たな魅力スポット誕生!コンテナ美容室「ORANGE HOUSE」の魅力とは?/インタビュー:池田和代さん

2024年5月21日、皆生温泉に新たな魅力スポットが誕生しました。それが、コンテナ美容室「ORANGE HOUSE」です。この美容室は、鳥取県米子市福市で22年間運営されていたものを移転し、新たな場所でスタートを切りました。

今回、「ORANGE HOUSE」を皆生温泉にオープンさせた理由や思いについて、オーナーの池田和代さんに伺いました。

新たな挑戦:コンテナ美容室の誕生

「ORANGE HOUSE」を手がけるのは、オーナーの池田和代(いけだ たかよ)さん。既に皆生温泉内で「カラオケスナックおれんじ」と「NEKO CAFE Kuro」を経営しており、今回の美容室で3店舗目となります。

池田さんが皆生温泉でコンテナ美容室を作ろうと思ったきっかけは、メルカド皆生にあるコンテナを見たことでした。「ひとりで美容室を運営するのにちょうどいいスペースだ」と感じた池田さんは、コンテナを利用することを決意。また、皆生温泉内で運営する他の店舗や自身の住宅の利便性を考えると、この場所しかないと確信したのです。

コンテナを運び、DIYで作り上げたこの美容室は、以前の店舗から持ち込んだ棚や家具を巧みに配置し、過去の温かみと新しさが融合した空間となっています。

狭いスペースを最大限に活用するための工夫が随所に見られ、必要な物はすべて壁収納にまとめられています。機能的でありながらもおしゃれなインテリアが特徴で、お客様に快適な時間を提供しつつ、池田さん自身も作業しやすい環境を実現しています。

池田和代さんの皆生温泉への思い

池田さんは皆生温泉に住んでおり、この街が大好きだと語っています。

「ぶらっと散歩できるこの街は、私にとって特別な場所」であり、「新しいアイデアと挑戦を受け入れる場所」だと続けます。毎日この地域の魅力を感じながら生活しており、その魅力を多くの人に伝えたいと考えています。

「ORANGE HOUSE」を通じて、地元の人々や観光客に新しいカタチでこの街の魅力を提供したいとも語ります。

「皆生温泉はただの観光地ではなく、地元の人々にとっても大切な場所です。新しい美容室が、この街の一部として皆さんに喜んでいただける存在になれれば」と笑顔で皆生温泉への思いを伝えてくれました。

観光の合間に立ち寄れる気軽な美容室として、地元の方にも観光客にも大きな価値を提供してくれるのではないでしょうか。

インタビューを通して

「ORANGE HOUSE」は、皆生温泉の新たなシンボルとして、地域に根ざした新しいサービスを提供します。コンテナを利用した独自のスタイルは、温泉地の新しい魅力となることでしょう。池田さんの皆生温泉への思いと挑戦が詰まったこの美容室は、今後も地域に貢献し続けると思います。

皆生温泉に訪れた際には、ぜひ「ORANGE HOUSE」に立ち寄り、その魅力を体感してみてください。

ORANGE HOUSE

住所 鳥取県米子市皆生温泉3-2-7
営業時間 10:00~18:00
定休日 月曜日
電話番号 090-7778-0449
情報 Instagram

 

 

皆生温泉の「ぐるぐるかいけ」プロジェクトがデザイン白書2024に掲載!

地域住民のウェルビーイング向上を目指した「歩いて楽しい」街づくりプロジェクト「ぐるぐるかいけ」が、公益財団法人日本デザイン機構発行のデザイン白書2024に掲載されました。

このプロジェクトは、地元事業者、建築家、デザイナー、金融機関、行政などが一丸となり、30年後の未来を見据えた新たな街づくりを模索する取り組みです。100年前に計画された都市基盤を活かし、パブリックスペースを創出することで、地域活性化、ウェルビーイング向上、官民連携など、様々な視点から注目されています。

デザイン白書2024では、「ぐるぐるかいけ」プロジェクトが、官民一体となった新たな街づくりの先駆けとなる事例として紹介されています。

詳しい内容はコチラ→『デザイン白書2024』

『デザイン白書2024』とは…

株式会社三菱総合研究所DESIGN×CREATIVE TEAM、株式会社アクシス、一般社団法人デザインシップ、その他200名を超える有識者の方々の協力のもと、公益財団法人日本デザイン振興会から発行するものです。

日本の地域や企業、行政などのデザインに関する多様な取り組みや動向について幅広く紹介し、定量的・定性的に示された多くの情報は、デザインへ投資することの意義や効果を多様な視点から明らかにしています。全国各地において、デザインを用いたどのような取り組みが展開されているのか、デザインは経済や社会にどのような効果をもたらしているのかなどを取りまとめています。

(公益財団法人日本デザイン機構HPより引用)

 

 

 

 

「福生西ふれあい学級」の歴史講座で”皆生温泉の現状とこれから”をテーマに坂内和孝さんが講演

「福生西ふれあい学級」では毎月テーマにあわせて講座が開催されており、4月は”皆生温泉の現状とこれから”をテーマに、皆生温泉観光株式会社 代表取締役 坂内和孝氏が講演しました。

歴史講座”皆生温泉の現状とこれから”

皆生温泉の歴史と振り返り

坂内氏の講演は、「皆生温泉の歴史」「歴史の振り返り」「現在の取り組み」の3部構成で行われました。まず、皆生温泉の歴史について触れ、過去の写真や記録を用いながら、その歴史的背景と地域への貢献を振り返り、温泉の発展とともに変化してきた町の風景を紹介しました。
また、長年にわたり地元の人々や観光客に愛され続けてきた背景を紹介しました。温泉地として、地域における役割を詳しく解説し、参加者は皆生温泉の豊かな歴史を学ぶことができました。

皆生温泉の現在の取り組み

次に、皆生温泉の現状について説明がありました。特に、温泉地としての魅力を維持しつつ、新しい試みや地域活性化の取り組みを紹介しました。

KAIKE.Labの取り組みでもある、「ぐるぐるかいけ」や「空き物件ツアー」をはじめとして、日帰り駐車場の拡大、遊歩道の整備も紹介され、変わりつつある皆生温泉についてて知っていただく機会となりました。

地域住民と皆生温泉の未来

講演の最後に、坂内氏は「地元の方にも皆生温泉を利用してもらいたい」と語り、観光資源としての価値を高めるための新たな取り組みや、地元との連携強化の重要性が語られました。皆生温泉は、観光客だけでなく、地元の人々にとっても「地域の宝」であり、その価値を共有し、守り続けることが大切だと述べました。
参加者からの質問にも丁寧に答え、皆生温泉の魅力を再認識する貴重な時間となりました。

今回の講演を通じて、皆生温泉が持つ多くの魅力とその可能性が改めて浮き彫りになりました。坂内和孝氏の熱意ある話に触れ、参加者たちは皆生温泉の良さを再確認し、今後の発展に期待を寄せました。

皆生温泉は、地元の宝としての価値を再認識し、地域全体でその魅力を守り育てていくべき場所です。福生西ふれあい学級の取り組みが、その一助となることを願っています。

[オモウマいカイケ:vol.11] 自転車屋で味わう、特製の絶品カレー!「cadence(ケイデンス)」

2024年4月6日に米子市皆生新田にオープンした「cadence(ケイデンス)」。

ここでは、自転車のメンテナンスをメインに提供される予定(2024年7月)ですが、現在は、カレーやコーヒー、スイーツを提供しています。

オーナーは、消防士から栄養士、さらに保育士の資格を持つマルチな持ち主。過去にはトライアスロンにも出場したアスリート。そのため、健康や栄養にも配慮したメニューが展開されています。

カフェでは、10種類以上のスパイスを使用したこだわりの「ケイデンスカレー」(1100円)や「ビーフカレー」(1300円)を提供。

人気の「ケイデンスカレー」は、じっくりと煮込まれた豚助軟骨と大山町産白ネギが贅沢に使われ、口に入れるとスパイスの香りが口いっぱいに広がります。一口食べれば、サイクリングの疲れも吹き飛ぶかのような活力が湧いてきます。

「ビーフカレー」はホロホロになるまでじっくりと煮込まれた牛肉が、デミグラスソースとの相性抜群。マイルドなコクと濃厚な旨みは、まさに絶品!辛さ控えめの欧風カレーでありながら、オリジナルのガラムマサラが独特の風味をプラスしています。

ビーフカレー(サラダ付き)1300円

さらに、家族連れにも嬉しいメニューが揃っています!
「お子様カレー」(550円)は、大人も納得の味わいで、小さなお子様でも安心して楽しめます。また、カフェインレスのコーヒーも提供されており、家族全員で心ゆくまで楽しめる環境が整っていますよ。

お子様カレー(サラダ・ドリンク付)550円

まだまだあります!スイーツからは「シフォンプレート」(600円)をご紹介。

「シフォンプレート」は、バターの香りがふんわりと漂う贅沢な手作りシフォンケーキと、濃厚なアイスクリームの組み合わせが特徴。このシフォンケーキは、丁寧に焼き上げられたバターの風味が存分に楽しめるひと品です。

しっとりとした生地とふわふわの食感が絶妙にマッチし、一口食べればやみつきになること間違いありません。

シフォンプレート(600円)、DECAFコロンビア(カフェインレス)(550円)

11:30~13:30(L.O.)までがランチタイム、14:00~17:00までがカフェタイムとなっています。

店内は、大きな窓が特徴的で、開放的な雰囲気。テーブル席やカウンター席が用意されており、好みやシーンに合わせて選べます。さらに、座席もあり、赤ちゃん連れのお客様にも安心してお食事を楽しんでいただけるよう配慮されています。

自転車愛好家のニーズに応える充実した施設

自転車スタンドやシャワーなどの設備を完備しており、サイクリングの拠点として最適な場所となっています。

今後は、専門のツールや設備が整うので、自転車のトラブルに即座に対応することが可能です。サイクリング中に突然のトラブルがあっても安心ですね。

下の写真にある赤い部分はレンタルシャワールーム。長距離サイクリングやツーリングの後、汗を流してリフレッシュすることができます。清潔な環境で快適にシャワーを浴びることができるので、サイクリングの疲れを癒すには最適です。

「cadence(ケイデンス)」は、サイクリングの楽しさを共有し、サイクリストたちの健康と満足を追求する場所として、絶品のカレーが食べれる場所として、サイクリストはもちろん、家族連れやカフェ好きにもおすすめのお店です。

ぜひ、皆生温泉を訪れた際は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

住所 鳥取県米子市皆生新田3丁目6番地6号
営業時間 11:30~17:00(ランチOS13:30)
定休日 水・日曜日
電話番号 0859-57-9337
駐車場 あり
情報 Instagram/FB

 

 

 

 

鳥取県西部のまち米子市皆生に縁のある10代から80代までの記憶を地図でたどり、記録したプロジェクト「日常記憶地図 皆生編」。この活動から生まれた冊子PDFが公開されるとともに、オンデマンド版の発行に際して、著者のサトウアヤコさんが言葉を寄せてくださいました。

詳しくは、十人十色十色のとっとりMagazine「トット」をご覧ください。

日常記憶地図 皆生 1940s-2022:皆生に暮らす人々の記憶を辿る旅

鳥取県米子市の皆生地区で、10代から80代までの13人が参加した「日常記憶地図 皆生編」プロジェクト。このプロジェクトで記録された記憶をまとめた冊子『日常記憶地図 皆生 1940s-2022』が、2023年2月にちいさいおうち(子どもの人権広場)から発行されました。

冊子では、参加者が幼少期から成人前までに過ごした遊び場や通学路などを地図に書き込み、その場所に関する記憶を語り合っています。異なる世代の人々が同じ場所で過ごした経験や、共通の記憶を思い出しながら語り合う様子は、とても興味深く、皆生という場所に対する新たな視点を与えてくれます。

特に印象的なのは、皆生の海に関する記憶です。どの世代にとっても、海は日常の大切な部分を占めるものであり、喜びや悲しみなど様々な記憶が詰まっています。冊子では、海での遊びや海水浴、海辺の風景など、様々な海の記憶が語られています。

『日常記憶地図 皆生 1940s-2022』は、単なる皆生の歴史資料ではなく、皆生という場所とそこに暮らす人々の記憶を鮮やかに描き出した作品です。皆生を訪れたことがある人も、そうでない人も、この冊子を通して皆生という場所を新たな視点から発見することができます。

書籍情報

  • タイトル:日常記憶地図 皆生 1940s-2022
  • 編集・執筆:サトウアヤコ
  • 編集:水田美世
  • デザイン:山口英一(ジークマンペインティングス)
  • 発行:ちいさいおうち(子どもの人権広場)
  • 価格:オンデマンド印刷の実費
  • 問い合わせ:ちいさいおうち(子どもの人権広場)
    • 〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉2-9-36
    • chisaiouchi@gmail.com
    • 090-2409-7984

この冊子は、皆生温泉エリア経営実行委員会、鳥取藝住実行委員会、令和4年度鳥取県アートによる地域活性化促進事業補助金、令和4年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業の助成を受けて発行されました。

冊子に掲載している以下のエピソードは、トットのサイト上でも読むことができます。

1940 – 1950年代 義昭さん・順一さんの皆生
1950 – 1960年代 アキオさん・定夫さんの皆生

入手方法
・冊子 米子市内の皆生温泉旅館組合にて無料配布中です。
(米子市観光センター内 観光案内所 〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉3丁目1−1 0859-34-2888)
PDF(ダウンロード 45MB)
※リンクよりダウンロードが可能です。
・オンデマンド版  572円(印刷費実費) + 送料(330円)
https://www.seichoku.com/item/DS2004552
※印刷会社にてご注文・直接配送となります。冊子の形で届きます。

クレジット
日常記憶地図 皆生 1940s-2022
80年の場所の記憶

発行日:2023年2月28日 初版
編集・執筆:サトウアヤコ
編集:水田美世
デザイン:山口英一(ジークマンペインティングス)
校正・校閲:磯崎つばさ、山本千夏
協力:鳥取藝住実行委員会、皆生温泉エリア経営実行委員会
助成:令和4年度鳥取県アートによる地域活性化促進事業補助金、令和4年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業

発行元:ちいさいおうち(子どもの人権広場)〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉2‐9‐36
chisaiouchi@gmail.com 090-2409-7984

 

皆生温泉の玄関口から見た新たな魅力:谷川智美さん・原直美さんインタビュー

皆生温泉旅館組合の業務と米子市観光センターの窓口対応を二枚看板に、レンタルサイクルや物販、窓口対応など幅広い業務を担い、皆生温泉の新たな魅力を発信する谷川智美さんと原直美さん。お二人の目から見た、皆生温泉の今昔と、観光センターの果たす役割について伺いました。

変化と挑戦:観光センターの新しい役割

かつては旅館のお客様案内が主な業務だったのが、今ではレンタルサイクルや物販、窓口業務へと変化。米子市観光センターを訪れる方も、観光客から地元の方へと大きく変化しています。

コロナをきっかけに、レンタルサイクルを利用する地元の方が増えたり、観光センター内のレンタルスペースを活用した自治会や子供会の利用も増えました。こうした取り組みを通じて、地元の方への認知度が向上し、観光センターの役割も大きく変化しています。

谷川さんは、「コロナという時代を経て、様々な流れが変わり、自分たちも意識ががらりと変わり、観光センターのあり方が変わった」と語ります。そして、「立ち止まることなく努力し、誰もが気軽に立ち寄れ、また来たいと思ってもらえるようなサービス提供を続けていきたい」と、今後の展望を語りました。

地域活性化:交流と情報発信

「ぐるぐるかいけ」や「カイケプレス」などの発行を通じて地域交流が活発化し、新しいお店も増えました。こうした取り組みは、若い世代を含む地元の方々が足を運ぶきっかけとなり、繁忙期に関わらず皆生温泉が賑やかになることに貢献しています。

原さんは、「観光客にも地元の方にも来ていただくためにも誘客方法が変わり、WEBやSNSを活用した情報発信にも力を入れています。」と述べ、地元の方に魅力を発信する取り組みの重要性を語りました。

新たな客層の獲得:クルーズ船誘致

昨年から始めたクルーズ船のお客様誘致は、新たな客層獲得に大きな成果を上げています。旅館の温泉入浴や名産品の販売などを通じて、これまでリーチできなかった客層を取り込むことができました。

原さんは、「今年もこの取り組みを続けていく」と、クルーズ船誘致への意気込みを語りました。

海沿いをサイクリングで巡る旅の魅力:皆生温泉レンタルサイクル

近年、皆生温泉ではレンタサイクルが人気を集めており、海沿いをサイクリングで巡る旅を楽しむ人が増えています。
海、山、街、温泉と変化に富んだサイクリングができ、1日1,000円~というコスパ抜群で、自由気ままに楽しめるからと話します。
もっともっと地元の方から観光客の方に、ぜひ、皆生温泉でレンタサイクルを満喫して、思い出に残る時間を過ごして欲しいと語りました。

 

皆生温泉レンタルサイクルについて知りたい方は→詳しくはコチラから

皆生温泉の未来:魅力と可能性

谷川さんと原さんのインタビューを通して、皆生温泉は変化と挑戦を続ける観光地であることが見えてきました。地域活性化や新たな客層獲得への取り組みは、皆生温泉のさらなる発展につながる可能性を秘めています。
今後も、皆生温泉がどのように進化していくのか、注目です。

米子市観光センター/皆生温泉旅館組合

住所 鳥取県米子市皆生温泉3丁目1−1
営業時間 8:30~18:00
定休日 不定休
電話番号 0859-35-0175
情報 Instagram