皆生温泉エリア経営実行委員会の取り組みが、建築・リノベーション・地域活性化の情報発信で知られる公共R不動産のウェブメディアにて紹介されました。
公共R不動産さんは、これまで全国各地の先進的な公共空間の活用事例を紹介されています。
その中で、私たちの皆生温泉の取り組みが取り上げられたことは、大変光栄であり、励みになりました。
地元の方々、まちの事業者さん、内外から関わってくださるクリエイターの皆さん…
この場所に関わってくださる一人ひとりの存在が、皆生温泉のまちづくりを支えています。
今回の掲載は、まち全体の力の積み重ねが評価されたものだと、私たちは感じています。
▼掲載記事はこちら
👉観光とローカルな日常を編み上げながら、30年後の温泉地を描く。鳥取・皆生温泉エリア経営実行委員会の挑戦
今回の掲載では、活動の背景や、皆生温泉という“温泉地”が持つポテンシャルに光をあてていただきました。
私たちが大切にしてきたのは、「温泉まち」としての歴史と文化を尊重しながら、新たな時代に向けて“暮らしと観光が混ざりあうまち”へと育てていくことです。
その想いや試行錯誤の様子が、建築・まちづくりの専門家の視点からインタビュー形式で紹介されております。
これからも、まちと共に育つ存在へ
皆生温泉のまちづくりは、まだまだ進行中です。
私たちチームは「観光地としての皆生温泉」だけではなく、「暮らしが息づき、未来が語れるまち」としての皆生温泉を目指しています。
今回の公共R不動産さんの記事を通じて、皆生温泉の可能性や今後の展開に興味を持ってくださる方が一人でも増えたらうれしく思います。
引き続き、皆生温泉まちづくりへのあたたかい応援とご参加を、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は皆生温泉でマクラメ作家として活動されている一条誠さんにインタビューを行いました。皆生タクシーの一角をアトリエとして借り、独自の世界観で紐を編み上げる一条さん。地元の雑貨屋「hibou」での委託販売やネットショップ、地域のイベント出店など、多方面で活動されています。
ものづくりへのこだわりや、皆生温泉への思い、そしてこれからの目標についてじっくりとお話を伺いました。
――まず、皆生温泉で活動を始められたきっかけを教えてください。
一条さん:
はい。もともと皆生温泉の旅館「旅館三井」で働いていて、その寮に住みながら過ごしていました。仕事の合間に趣味としてルアービルダー(釣り用ルアーの制作)をしていたんです。でも、ルアーが環境に与える影響が問題視されていることを知って、自分でも調べてみました。すると、自分が作っているルアーが海の環境を汚している可能性があることに気づいて、続けるのは良くないと判断しました。
小さい頃から、絵を描いたり、工作したりすることが好きだったので、ものづくりはやめたくなかったんです。そんな時に偶然マクラメに出会いました。糸の温もりや、結び目で様々な模様が生まれる美しさに惹かれて、一気に夢中になりました。YouTubeや本を使って独学で学び、少しずつ技術を身につけていきました。
――皆生温泉での創作活動はどのようにスタートされたのですか?
一条さん:
約半年ほど前に、皆生タクシーさんの一角にある部屋をアトリエとしてお借りしました。ここでじっくりと作品づくりに取り組んでいます。地元のイベントにも積極的に参加して作品を展示・販売していますし、米子市の人気雑貨屋「hibou」さんでの委託販売、さらにネットショップも活用して、より多くの方に作品を届けられるよう工夫しています。
――マクラメのどんなところに魅力を感じていますか?
一条さん:
マクラメは、糸と結び目だけで多様な表現ができるのが面白いですね。素材の温かみが手に伝わってくるので、機械的なものづくりにはない「人のぬくもり」を感じられるのが好きです。また、無心になって編み進める時間がとても心地よくて、集中することで心が落ち着きます。そういうところも魅力のひとつです。
――皆生温泉で過ごされる時間が多いそうですが、どんなところが気に入っていますか?
一条さん:
皆生温泉は海が近くて、毎日海の景色を見ながら過ごせるのが本当にいいですね。徒歩圏内にいろいろ楽しめる場所があるので、散歩や食事もしやすいです。そうした環境が制作にも良い刺激を与えてくれて、ここで活動できるのはありがたいです。
――皆生温泉が今後どんな場所になってほしいと考えていますか?
もっと多くの観光客に訪れてほしいですね。鳥取市や境港市は宿泊客も多いですが、皆生温泉はまだまだ伸びしろがあると思います。特に外国人観光客が少ないので、もっと多くの人に訪れてもらいたいです。
――今後の活動や目標について教えてください。
一条さん:
これからはマクラメのワークショップを開催して、手軽に楽しめる体験を広めたいと考えています。ものづくりを通じて人と人をつなげたり、地域の魅力を伝えたりできるのが理想ですね。皆生温泉のまちづくりにも積極的に参加し、地域の文化や産業に貢献できれば嬉しいです。
作品を通じて、手仕事のぬくもりや楽しさを伝え、多くの人の心をつなげていきたいと思っています。
――最後に、皆さんにメッセージをお願いします。
一条さん:
皆生温泉は素敵な場所なので、もっとたくさんの人に訪れてほしいです。私のマクラメ作品も、その魅力の一部として楽しんでもらえたらうれしいですね。
――ありがとうございました。今後のご活躍を楽しみにしています!
鳥取県米子市淀江町の海辺にある小さなヤギ農場「メイちゃん農場」。そこで育まれたヤギミルクを使い、皆生温泉オリジナルボトルとして5月から販売開始となった洗顔泡ソープ『メイちゃんの宝物』。
今回は、この商品を企画・開発した一般社団法人寄り添い相談室ご縁は宝の代表理事・大橋敬子さんにお話を伺いました。
商品開発のきっかけ
――まず、『メイちゃんの宝物』を生み出そうと思った背景を教えてください。
大橋さん:
「高齢者支援を中心に、長年この地域で活動してきました。地域のつながりを大事にする中で、『地元の素材を使って、人にも環境にも優しいものを届けたい』という想いがずっとありました。そんな折、米子商工会議所の伴走支援プロジェクトをきっかけに、皆生温泉とのコラボレーションが実現しました。
――なるほど。地域密着の活動から生まれたアイデアだったのですね。
■ こだわりの製法とヤギミルクの魅力
――具体的にどのような点にこだわったのでしょうか?
大橋さん:
「まず、保存料や合成界面活性剤、着色料を一切使わず、植物由来成分だけで仕上げること。肌だけでなく、環境にも負担をかけたくなくて。ヤギミルクには、牛乳の約3倍のミネラルと20倍のタウリンが含まれているといわれています。乾燥や肌荒れに悩む方にも喜んでもらえると期待して、ふんわり軽やかな泡立ちになるよう試行錯誤しました」
――手に取った瞬間から、優しさが伝わってきそうです。
大橋さん:
「そうなんです。ヤギミルクは母乳に近い成分を持つともいわれるので、特に敏感肌の方に安心して使っていただけると思って。しかも、メイちゃん農場のヤギたちは愛情たっぷりに育てられているので、生産者の顔が見える安心感もあって。地元の方や観光で訪れた方に、『自分の肌が喜んでいる』と感じてもらえたら嬉しいです」
■ 大橋さんの“想い”
――この商品を通じて、どんなメッセージを届けたいですか?
大橋さん:
「本当に、小さな気遣いが肌にも心にも伝わるような使い心地を目指しました。ヤギミルクの栄養価を生かしつつ、『毎日使うたびに、ちょっとした癒しを感じてほしい』という想いがあります。忙しい日々の中で、ふとした瞬間にこの泡の優しさを思い出してもらえるといいなと思います」
――商品開発を通して感じた地域の魅力や、人とのつながりはいかがでしたか?
大橋さん:
「地域の方と直接やりとりする中で、改めて『顔が見える関係』の大切さを感じました。ヤギを育てている方や、開発に関わってくださった方々の想いもしっかり形にできたことに、自分自身が胸を張れます。これからも、地元の素材を活かした商品づくりを続けていきたいですね」
■ 皆生温泉への思い
――皆生温泉オリジナルボトルとして販売されることについて、いかがですか?
大橋さん:
「皆生温泉には、海風とともに流れるゆったりとした時間、人との温かいふれあい、そして心と体をほぐしてくれる“癒しの力”があります。この場所こそが、『美肌や心の健康の出発点』になってほしいと考えています。皆生温泉の持つ温かさやゆるやかな時間の流れを、ボトルのデザインにも込めました。訪れる方がこの石鹸を手に取るたびに、『ああ、皆生温泉にまた戻ってきたいな』と感じてもらえたらとても嬉しいです」
――ボトルデザインにも込められた“皆生らしさ”が伝わってきます。
大橋さん:
「ありがとうございます。皆生温泉は、古き良き湯治場の風情を残しつつも、地元の人はもちろん、遠方から来られる方を温かく迎え入れてくれる場所です。その温もりを少しでも感じられるように、ラベルには淡い海の色やヤギのイラストをあしらいました。手にした瞬間から『ここでしか買えない』特別感も感じてほしかったんです」
■ これからの展望
――今後はどのような展開を考えていますか?
大橋さん:
「まずは、この『メイちゃんの宝物』を通じて、もっと多くの方に皆生温泉の魅力を知ってほしいです。そして、商品ラインナップを増やしたり、新たな地元素材を使った製品づくりにも取り組みたいですね。高齢者支援活動も続けながら、地域とともに、肌にも心にも優しいプロダクトを届けていきたいと思っています」
――最後に、皆さんへメッセージをお願いします。
大橋さん:
「皆生温泉は、ただの“観光地”ではなく、人と人がつながり、心がほっと落ち着く場所。『メイちゃんの宝物』を手に取っていただき、心と肌が喜ぶ時間を感じていただけたら幸せです。ぜひ、皆生温泉にお越しの際は米子市観光センターでお手にとってみてくださいね」
――大橋さん、本日はありがとうございました。
海辺の風が心地よく、心も体も癒される皆生温泉。その温もりさえもぎゅっと詰め込んだ『メイちゃんの宝物』は、ひとつひとつに地域の息吹と開発者の想いが込められています。肌だけでなく、心までほっこりと癒される優しい使い心地を、ぜひお試しください。
※現在、米子市観光センターのみで販売しています。
米子市観光センター/皆生温泉旅館組合
住所 | 鳥取県米子市皆生温泉3丁目1−1 |
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営業時間 | 8:30~18:00 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 0859-35-0175 |
情報 |
空に舞う“水族館”〜春の青空に大きなカイトが彩りを添える
30mのクジラやクラゲ、タコなど様々な海洋生物モチーフの巨大カイトが、澄み渡る春の空にゆったりと舞います。昼は色鮮やか、夜はライトアップで幻想的に──春の夕暮れにもピッタリな演出です。
〈昼の部〉10:00〜16:00/〈夜の部〉18:30〜20:00で観覧無料。
春の水上散歩でリフレッシュ!ウォーターロール体験
ドーム型ボールに入って海上をコロコロ転がるウォーターロールは、青空の下で楽しむ春の新感覚アトラクション。約20分の「水上散歩」で思いきり走り回り、リフレッシュしましょう。
料金1,000円/人(10:00〜16:00、最終受付15:30)。
のんびり漕いで海辺の風を感じるパーティーバイク
友達やファミリーで乗り合い、浜辺沿いをゆったり漕ぐ「かいけぐるぐるパーティーバイク」。春の海風に吹かれながら、非日常のビーチタイムを楽しめます。
1便30分・1,000円、〈1便〉18:30〜19:10〈2便〉19:20〜20:00(連日運行)
砂鉄スライムづくりで春の発見体験
砂浜の砂鉄を集めて、磁石で動く真っ黒スライムを自作!子どもの好奇心を刺激する実験感覚のワークショップは、春休みやゴールデンウィークのおでかけにぴったり。
料金500円/人(10:00〜16:00、最終受付15:45)。
ビーチグルメコーナーで地元の味を堪能
海浜施設「BEACH RESORT KAIKE」では、焼肉うしや米子店、Sourire、AMO、Theo Coffee など地元の人気テイクアウトメニューを昼夜で提供。
〈昼〉10:00〜16:00〈夜〉18:30〜20:00 の時間帯で、春の海辺ランチやカフェタイムを楽しんで。
夜の砂浜縁日「KAIKE夜あそBEACH」
春の夜長を楽しむ夜遊びコンテンツも充実!光るおもちゃすくい、宝石すくい、金属探知機お宝探しなど、チケット制の縁日が〈夜〉18:30〜21:30に登場。
4枚綴り1,000円、1枚300円で好きな遊びをチョイス。スタンプラリーは無料で参加OK。
春限定ミニ打ち上げ花火ショー
イベントを締めくくるのは、砂浜から約70m先で上がる約3分間のミニ花火。夜空に光るカイトとコラボし、春の夜空を幻想的に演出します。
21:00スタートで観覧無料。
その他のアクティビティも充実!
レンタサイクルで白砂青松の弓ヶ浜サイクリングを楽しんだり、ライフセーバーと歩くビーチウォークガイド、観光フィッシングなど、多彩な体験プログラムが用意されています。
詳しくは米子市観光協会の公式HPをご覧ください。
春の爽やかな海風と、ゴールデンウィークならではの特別なアクティビティが満載の「カイケジャンボリー5」。ぜひ皆さまお誘い合わせの上、お越しください!
ご注意とお問い合わせ
- イベント会場内(皆生温泉海遊ビーチ内)は全面禁煙です。喫煙される方は、砂浜の一画に「喫煙スペース」をご用意しますのでご利用ください。
- 海浜施設「BEACH RESORT KAIKE」の飲食スペース(無料)は、飲食の持ち込みは出来ません。
- 路上駐車は近隣の方に大変迷惑となります。専用駐車場をご利用ください。
- 会場及び砂浜はリード等でのペット同伴は可能ですが、トラブル等が発生した場合、主催者として一切の責任は負いません。
主催 | 米子市観光協会 |
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共催 | 皆生温泉賑わい創出実行委員会 |
協力 | 株式会社メリット・ 皆生温泉旅館組合 |
後援 | 鳥取県・米子市 |
お問い合せ | 米子市観光協会 [TEL] 0859-37-2311 |
当日の 開催状況等 | 皆生温泉海遊ビーチ海浜事務所 [TEL] 090-5691-6396 |
「想いをカタチに、地域を未来へ。」
この力強いコンセプトを掲げ、鳥取県を拠点に地域活性化を牽引する株式会社OMOIの代表取締役、川村諒志氏。名古屋市出身、関西大学卒業後、地域活性化コンサルタントとして活躍してきた経歴の持ち主。スイーツのブランディングを得意とし、数々の地域を元気にしてきた株式会社OMOIは、1年に少なくとも1事業は新規でローカルコンテンツを生み出すという驚異的なスピードで地域に新たな息を吹き込んでいます。そんな川村代表が、なぜ縁もゆかりもない鳥取県に拠点を移し、地域活性化の旗を振るうのでしょうか?そして、皆生温泉にどのような未来を描いているのでしょうか?
2025年3月1日、皆生温泉にオープンした新たな店舗『湯ノ塩』に込められた想い、そして川村代表が描く皆生温泉の未来、その根底にある豊かな自然への熱い想いについてお話を伺いました。
なぜ、鳥取県で起業?人口最少県に秘めたる可能性
――川村代表が鳥取県で起業されたきっかけは何だったのでしょうか?
川村代表: 一番大きな理由は、「人口が一番少ない県」だったからです。課題先進都市とも言われる日本において、最も人口が少ない鳥取県だからこそ、挑戦しがいがあると感じました。加えて、私自身、子どもの頃から自然に触れ合う環境で育ち、自然そのものが本当に好きなんです。 地域で働くこと、暮らすことの魅力を発信し、日本の豊かな地方で、豊かに暮らす若者が積極的に選択していく社会を創りたい。豊かな自然の中で、人が生き生きと暮らす社会を実現したいという強い想いがあり、自然豊かな鳥取県を選びました。
――地域活性化コンサルタントとしてのご経験が、今の事業にどのように活かされていますか?
川村代表: 以前から地域活性化に関わる仕事がしたいと考えており、大阪のコンサルティング会社では食品系を担当していました。鳥取県で最初に手掛けた『Totto PURIN』も、その経験があったからこそ、多くの方に喜んでもらえる商品になったのだと思います。「想いをカタチにする」というコンセプトのもと、地域の素材や魅力を最大限に引き出す商品開発を心掛けています。コンサルタント時代に培った、地域の魅力を発見し、それを形にする力は、今の私の活動の大きな糧となっています。
皆生温泉への想い:海と温泉街が織りなす新たな魅力
――2025年3月1日にオープンされた『湯ノ塩』について教えてください。なぜ皆生温泉を選ばれたのでしょうか?
川村代表: 皆生温泉は、鳥取県内でも特に観光地として盛り上げようという意識が高く、街づくりの取り組みが進んでいると感じていました。私自身も地域活性化に強い関心があり、地元の関係者の方々とのご縁を大切にしながら、今回の出店に至りました。何よりも、皆生温泉の海と温泉街が隣接する最高なロケーションに強く惹かれました。自然の恵みを身近に感じられるこの場所で、何か面白いことができるのではないかと直感したんです。
地域課題を「チャンス」に変える:皆生ならではの商品開発
――皆生温泉の地域資源を活かした具体的な取り組みについて教えてください。
川村代表: 皆生温泉の美しい海という地域資源を活かした新商品づくりに力を入れています。皆生の海から海水を採取し、手間ひまかけて丁寧に塩を精製しました。その塩を使って開発した『塩カリどら』は、おかげさまで観光客の方々だけでなく、地元の方々にも大変ご好評いただいています。
香ばしい生地と絶妙な塩加減の餡が織りなす味わいは、まさに皆生温泉ならでは。地域の恵みを活かしたこのひと品が、訪れた方の記憶に残り、またここに戻ってきたいと思ってもらえるような商品になればと願っています。
ただ“モノ”をつくるのではなく、「記憶に残る商品や体験を提供する」ことを大切にしています。この塩づくりを通して、改めて皆生温泉の豊かな自然と、それを生かす力に気づかされました。今後も地域の魅力を再発見し、それを形にしていく取り組みを続けていきたいと思います。
皆生温泉への「妄想」:海と温泉街が日常を飛び越える
――川村代表が思い描く、皆生温泉ならではの妄想?未来像はありますか?
川村代表: 皆生温泉は、海と温泉街が非常に近いという特別な場所です。この特徴を最大限に活かし、水着姿や浴衣姿で気軽に街を行き交うことが普通になるような環境を作り出せれば、他の温泉地にはない、本当に面白い魅力が生まれると考えています。これは私の「妄想」であり、「想像」であり、「創造」です。そんな光景が日常になれば、皆生温泉はもっと自由で、もっと楽しい場所になるのではないでしょうか。
――それは思ってもいなかった発想です!皆生温泉街がそんな場所になるには、どんなことをしていけばいいと思いますか?
川村代表: 地域活性化において、特に重要だと考えているのは、景観の統一です。景観が整った非日常を提供できる場所は強い。街歩きが楽しい地域へと進化させたいです。地域の人が気軽に交流し、多様な価値観が集まる場所になることが、皆生温泉ひいては鳥取県全体の活性化に繋がると思います。美しい景観は、豊かな自然があってこそ実現できるものだと考えています。
未来への展望:山陰地方全体の活性化を目指して
――皆生温泉を拠点に、今後どのような展開を考えていらっしゃいますか?
川村代表:将来的には鳥取県全域から岡山県北部まで店舗展開を広げ、新しいモノづくりや賑わいの創出、若者が活躍できる社会を目指します。山陰地方全体の活性化に貢献するため、地域特色を活かした商品開発や地産地消をさらに推進していきたいと思います。
自然を活かしたまちづくり:川村さんの夢
――最後に、川村代表の今後の夢について教えてください。
川村代表: 私の夢は「美しい川がある村を作ること」です。名前のとおりです(笑)自然の豊かさを次世代に繋いでいきたい。自然の豊かさを感じられる場所で暮らしたいという想いがあり、皆生温泉の自然や立地条件は本当に素晴らしいと感じています。この豊かな自然を活かしながら、皆生温泉をさらに魅力的な場所へと発展させていきたいです。
――本日は貴重なお話、ありがとうございました。川村代表のオモイが、皆生温泉そして山陰地方に新たな活力を与えてくれると確信しました。
川村代表: こちらこそ、ありがとうございました。皆生温泉エリアとの新たな取り組みやコラボレーションを通じて、地域の皆様と共に、誰も見たことのない未来を創っていきたいと思っています。
【編集後記】
今回のインタビューを通して、川村代表の地域活性化に対する並々ならぬ思いと、それを具体的な事業として形にしていく実行力に圧倒されました。その情熱の根源には、豊かな自然のポテンシャルと、自然と共に生きる社会への強い願いがあることを感じました。 1年に少なくとも1つの新しい事業を生み出すというスピード感と、常に地域全体を見据えた視線は、まさに地域活性化のフロントランナーと言えるでしょう。「水着や浴衣で気軽に街を歩く」という「妄想」が、川村代表の手によってどのように現実へと変わっていくのか、その挑戦をこれからも追い続けたいと思います。皆生温泉、そして山陰地方の未来が、ますます楽しみになるインタビューでした。
湯ノ塩の情報
場所 | 鳥取県米子市皆生温泉4丁目25-21 |
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営業時間 | 10時~17時 |
定休日 | 水・木曜日 |
情報 |
2025年3月1日、鳥取県米子市皆生温泉に、どらやき専門店「湯ノ塩」がオープン。
お店の看板商品は、なんと全国的にも珍しい四角いどら焼きなんです!
「塩の結晶」をイメージして作られたという、斬新なフォルムのどら焼き。一体どんな味がするんだろう…?興味津々で訪れてみました!
お店に入ると、可愛らしく並んだ四角いどら焼きたちが目に飛び込んできます。コロンとしたフォルムがなんとも愛らしい!一般的な丸いどら焼きとは一線を画す、洗練された印象です。このスタイリッシュな見た目だけでも、食べる前からワクワクしてきます!
看板商品は、塩バターの香ばしさがたまらない「塩カリどら」。丁寧に焼き上げられたどら焼きの表面に、じっくりと塩バターを染み込ませ、さらに二度焼きすることで、外側の皮が驚くほどカリッとした食感に仕上がっているそう。この食感はまさに新感覚!他では決して味わうことのできない逸品です。
味は、定番のつぶあんと、上品な甘さのこしあんの2種類。今回は贅沢にも両方いただいてみました。
一口食べると、まずその食感に衝撃!本当にカリッとしていて、まるで香ばしいクッキーを食べているかのよう。その後に、じゅわっと広がる塩バターの塩味と風味が、中のあんこの優しい甘さを絶妙に引き立てます。
つぶあんは、ふっくらとした小豆の粒感がしっかりと感じられ、食べ応え満点。一方、こしあんは、なめらかな舌触りで、口の中に広がる上品な甘さが印象的。
香ばしい皮の食感と、丁寧に炊き上げられた餡の上品な甘さが見事に調和し、あっという間に完食してしまいました!これはリピート確定です!
美味しさの秘密は、皆生温泉の恵み!自家製塩へのこだわり
この「塩カリどら」の美味しさの秘密は、なんといっても自家製塩へのこだわり。皆生温泉のすぐ近くの美しい海水を汲み上げ、手間暇かけて丁寧に火入れして作られたという塩は、ミネラルが豊富で、まろやかな味わいが特徴。このこだわりの自家製塩が、「塩カリどら」全体の味をぐっと引き締めているんですね。
定番も季節限定も見逃せない!魅力的なラインナップ
「湯の塩」の魅力は、「塩カリどら」だけではありません。ふっくらとした生地が自慢の「抹茶どら」と「焙じ茶どら」も、お茶の豊かな香りが口いっぱいに広がり、ほっと安らぐ優しい甘さが人気です。
さらに、訪れた時期には、季節限定の「クリームチーズ苺どら」も販売されていました。甘酸っぱい苺と濃厚なクリームチーズの組み合わせは、和と洋の絶妙なハーモニー!こちらもぜひ味わってみてほしい一品です。
皆生温泉の新たな名物として誕生した「湯ノ塩」の四角いどら焼きは、その独創的な形状、自家製塩の奥深い味わい、そして職人の丁寧な手仕事によって、他では決して味わえない特別なひと品。温泉で温まった後はもちろん、お土産としても喜ばれること間違いなし。ぜひ一度、「湯ノ塩」に足を運んで、このおいしさを体験してみてください。
湯ノ塩の情報
場所 | 鳥取県米子市皆生温泉4丁目25-21 |
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営業時間 | 10時~17時 |
定休日 | 水・木曜日 |
情報 |
※上記は2025年3月24日時点の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。
皆生温泉オリジナル日本酒「海に降る雪 上代」新酒発表会
日本海を望む温泉地・皆生温泉で、今年もオリジナル日本酒「海に降る雪 上代」の新酒発表会が開催されました。
2025年3月3日、皆生グランドホテル天水にて行われたこのイベントには、旅館関係者や観光関係者など約100人が集まり、出来たての新酒を味わいました。今年の「海に降る雪 上代」は、発泡性の強い純米大吟醸の濁り酒。口に含むと、細かい泡が心地よく弾け、まるで和製シャンパンのような上品な味わいが広がります。さらに、今年は「すっきりとした辛口」の仕上がりで、和食との相性も抜群です。
この日本酒は、伯耆町で栽培された酒米「五百万石」を使用し、境港市の千代むすび酒造に製造を委託。1月に仕込み、じっくりと発酵を重ね、ようやく完成しました。瓶を開けると、底に沈んでいた酒米がゆっくりと舞い上がり、まるで海に雪が降るような美しい光景を生み出します。この風情ある演出もまた、このお酒の魅力のひとつです。
ご購入は、以下の店舗で可能です。
- 皆生温泉の旅館の売店
- 米子市観光センター
- 千代むすび酒造
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
東京から米子へUターン、ドライヘッドスパで新たな自分に出会う
「東京での生活も楽しかったけれど、今は米子で、自分のペースで、本当にやりたいことをやれている。毎日が充実していて、本当に幸せなんです。」
そう語るのは、笑顔が素敵な平木アキコさん。東京でのオフィスワークを経て、コロナ禍をきっかけに地元・米子へUターン。現在は、皆生温泉の旅館「美容別館」内で、女性専用のヘッドスパ専門店「KOCHIA」を営んでいます。
「思われがち」なイメージを覆す、無限の可能性
「米子に帰ってきて、最初は『東京と違って田舎には何もない』と言われていた。でも、実際は全然違ったんです。自然豊かで、食べ物も美味しい。何より、人が温かい。東京では味わえなかった、心のゆとりを感じています。」
平木さんは、ドライヘッドスパの施術を通して、多くの人と出会い、会話を重ねる中で、米子の魅力を再発見したと言います。
「お客様との会話を通して、米子の魅力を改めて教えてもらうことが多いんです。地元の方の温かい言葉や、観光で来られた方の感動の声を聞くたびに、この場所でヘッドスパのお店を開いて本当によかったと感じます。」
ドライヘッドスパと飲食、二つの軸で地域を盛り上げる
ドライヘッドスパの施術に加えて、平木さんは日曜日限定で、大山の参道にある飲食店でも働いています。
「お客様と直接会話ができるのが、本当に楽しいんです。東京にいた頃は、接客業に興味はなかったんですが、米子に戻ってきて、人と話すことの楽しさを改めて感じています。」
ドライヘッドスパと飲食、二つの軸で活躍する平木さん。その根底には、「人が好き」「喜んでもらうことが好き」という思いがあります。
「ドライヘッドスパで心身ともにリラックスしていただき、飲食では美味しい食事と楽しい会話で笑顔になっていただきたい。私を通して、皆生温泉、そして米子の魅力を伝えていきたいです。」
皆生温泉の未来への想い
「皆生温泉は、観光客の方も、地元の方も、誰もが心地よく過ごせる、魅力的な温泉地です。もっと多くの方に、この場所の素晴らしさを知っていただきたい。そして、私自身も、皆生温泉の活性化に貢献していきたいと思っています。」
平木さんは、今後の展望として、ドライヘッドスパのメニューを拡充し、より多くの人に癒しを提供したいと考えています。また、皆生温泉の旅館やお店との連携を強化し、地域全体で盛り上げていきたいという想いも語ってくれました。
「ドライヘッドスパを通して、お客様の心と身体を癒し、笑顔になっていただくことが、私の喜びです。そして、皆生温泉が、訪れる人すべてにとって、癒しと活力を与える場所になるよう、微力ながら貢献していきたいです。」
平木さんの笑顔と、前向きな言葉からは、米子での生活、そしてドライヘッドスパの仕事に対する深い思いが伝わってきます。
「米子には、まだまだたくさんの可能性があります。私のように、新しいことに挑戦したいと思っている人が、一歩を踏み出す勇気を持てるような、そんな場所でありたいです。」
平木さんのように、自分の「好き」を追求し、地域を盛り上げようとする人が増えることで、皆生温泉、そして米子は、さらに魅力的な場所になっていくのではないでしょうか。
平木さん、貴重なお話をありがとうございました。これからも一緒に皆生温泉がもっともっと楽しく、癒やされる場所になるよう取り組んでいきたいです!!
ドライヘッドスパKOCHIA(コキア)の情報
場所 | 鳥取県米子市皆生温泉3-14-10(芙蓉別館内) |
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営業時間 | 10:00~18:00(最終受付) |
定休日 | 不定休 |
情報 | Instagram ご予約・お問合せ |
皆生温泉の“玄関口”ともいえる「おーゆ・ランド」の前庭・ファサードが、このたび第15回米子市都市景観施設賞(緑化施設部門)を受賞しました!
今回の受賞は、既存の松の木や温泉街の歴史的景観を大切に残しながらも、訪れる人がのんびりとくつろげるアプローチ空間を再整備した点が高く評価されたものです。
■松の木を大切に残す、“皆生温泉らしさ”へのこだわり
皆生温泉の歴史を語るうえで欠かせないのが、かつて防風林として数多く存在した松林です。開発が進むなか減少傾向にある松の木を、この「おーゆ・ランド(皆生温泉観光株式会社)」では開業当初から大切に守り続けてきました。今回の再整備でも、松の木を活かしつつ芝生の築山をいくつも設けることで、立体感のある緑豊かな景観を演出しています。
松の木陰で一休みできるほか、歩道との段差が少なくベビーカーや車椅子も通行しやすいバリアフリー設計になっているのも嬉しいポイントです。
■“受賞”が証明する、癒しとおもてなしの空間
今回の受賞は、皆生温泉の歴史的景観要素である松を守りながら、訪れる方々へのおもてなしの心と、まちに潤いを与える優れたデザイン性が高く評価された結果です。
大通り沿いに面した前庭は、地元の方はもちろん、観光で訪れた方にとっても「皆生温泉に来た!」と感じられる特別な場所。リニューアル後はさらに開放的になり、思わず足を止めたくなる景観に生まれ変わりました。
■皆生温泉でのひとときを、もっと楽しもう
今回の「景観施設賞(緑化施設部門)」受賞を機に、より多くの方にこの魅力を知っていただきたいと思っています。
新しく生まれ変わった「おーゆ・ランド」の前庭・ファサードは、まさに皆生温泉の“顔”といえる場所。これを機会に、ぜひ皆さんも皆生温泉に足を運んでみませんか?
きれいな海や温泉、そしてのどかな風景が待つこの地で、日常を忘れるほどのリラックスタイムを過ごしていただけること間違いなしです。
【新スポット誕生!】トレーラーカフェ「cafe off.メルカド皆生」がオープン
「cafe off. メルカド皆生」で味わう絶品スイーツ
皆生温泉に新たな癒しの空間が誕生しました! 2025年1月18日、米子市茶町で人気の「cafe off.(カフェオフドット)」がトレーラーカフェをオープン。 皆生温泉の海風を感じながら、こだわりのスイーツを味わえる新スポット「cafe off. メルカド皆生」。 美味しいスイーツと共に、ちょっと”off”な時間を楽しみませんか?
cafe off.メルカド皆生の注目メニュー
アサイーボウル
アサイーの爽やかな酸味に、バナナやキウイの甘みがベストマッチ。 グラノーラのザクザク感もアクセントになっていて、食べ応えも◎。 フルーツの自然な甘みを楽しめる一品で、朝食やヘルシーなおやつにもピッタリ。 「美容や健康に気を使いたいけど、スイーツも食べたい!」そんな人に超おすすめ!!
さらに、もっとフルーツなどを増やしたい方には、追加トッピングも可能。 自分好みのアサイーボウルを楽しめるのも魅力です。
見た目も可愛いカラフルなスイーツ串!サーターアンダギー
外はカリッ、中はふんわりで、サーターアンダギーにチョコやクリームがたっぷり。 抹茶・ストロベリー・ホイップなどの7種類のフレーバーから選べて、色んな味を楽しめるのが嬉しいポイント! 片手で気軽に食べられるので、温泉街を散策しながら食べるのも◎。
焼きたてのたい焼きは、外はカリッと香ばしく、中はしっとり餡たっぷり! あんこ、チョコレート、カスタードの3種類があり、どれも絶品。 特にカスタードはとろっと濃厚で、一口食べるともう止まらない…! 手に持つとじんわり温かく、寒い季節には最高のスイーツです。
ここでしか味わえない”off”な時間
「cafe off. メルカド皆生」では、テイクアウトはもちろん、 開放感のあるウッドデッキや人工芝の共有スペースでゆっくり座って食べることもできます。 まるでビーチカフェのような雰囲気で、写真映えもバッチリ!天気が良い日は、スイーツを持って皆生温泉のビーチへGO! 波の音を聞きながら食べるアサイーボウルやたい焼きは、さらに美味しく感じること間違いなし。
また、夜のライトアップされた雰囲気も素敵。昼とは違ったロマンチックな空間で、 のんびりとカフェタイムを楽しむのもおすすめです。
皆生温泉に訪れたら、ぜひ「cafe off. メルカド皆生」でちょっと”off”なひとときを過ごしてみてください♪
cafe off.メルカド皆生の情報
場所 | 鳥取県米子市皆生温泉3-2-7(メルカド皆生内) |
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定休日 | 火・木曜日 |
電話番号 | 070-1539-1577 |
情報 |
2025年1月25日、鳥取県米子市の皆生温泉観光センターにて、「みんなの図書館 カイケノマド」の寄贈式が行われました。本プロジェクトは、中海テレビ放送の創立35周年記念事業の一環として実施され、地域の活性化と観光促進を目的としています。寄贈式には、皆生温泉旅館組合や米子市関係者、地域住民が多数参加し、地域の発展への期待が語られました。
目録贈呈と感謝状授与
式典では、中海テレビ放送の専務取締役・鶴木俊文氏に対し、皆生温泉旅館組合の伊坂明組合長より感謝状が贈られました。鶴木専務は、「地域の皆様と協力することで喜びも成果も倍増する。今後も情報発信を通じて地域の発展に貢献していきたい」とコメントしました。
また、伊坂組合長は「今回の寄贈を通じて、観光センターがさらに活用され、多くの方々にとって魅力的な場所となることを期待しています」と述べました。
米子市の伊木市長は、「コロナ禍を乗り越え、令和5年度には観光客数を回復させ、昨年はコロナ前を上回る宿泊客数を記録しました。着実に皆生温泉のまちづくりが進んでいる成果だと思います。」と報告しました。さらに、今回の寄贈によって、雨の日でも観光客が快適に過ごせるスペースが提供されることを期待していると述べました。
魅力的な施設づくりに貢献
寄贈された資材は、ここちよい木の香り漂う本棚や、皆生温泉の象徴ともいえるテトラポッド型の机や椅子などのデザインが特徴。地域の風景とのつながりを感じさせます。実際の資材には、地元企業のミヨシ産業様のご協力もあり、質の高い仕上がりとなっています。
この新たな空間は、観光と地域文化を結びつけるシンボルとして、多くの訪問者に新たな体験を提供します。
伊木市長は、「この場所が地元住民や観光客の新たな交流の場となり、地域活性化につながることを願っています」と語りました。さらに、皆生温泉旅館組合の伊坂組合長も「関係者と協力しながら、今後も地域の発展に寄与していきたい」と力強く述べました。
「カイケノマド」は、地元住民や観光客が気軽に集い、交流を深める新たな場として、今後の発展が期待されています。
式典終了後は、みなさまに本棚づくりを行っていただきました。今後は、地元住民も観光客も楽しめるこの空間で、本を通じた新しいつながりをみなさんと一緒に作っていきたいです!
本棚オーナー募集中!!
【利用条件】
下記利用料により1棚の本棚を利用いただけます。
※本棚オーナーになるための条件は特にありません。楽しんで関わって頂ければ幸いです。
※本や本にまつわるものを自由にレイアウトできます。
※本は無料で貸し出します(販売は行えません)。
【利用料】
初期費用 1,000円(登録時のみ・利用者カード登録料込み) 月額費用 2,200円(※年払いの場合は24,000円/年)
※料金の徴収方法はクレジットカード払い、口座振替等を準備中ですが、 開館初期は現金徴収となる場合があります。
【利用特典】
本棚オーナーになった方には以下の特典を予定しています。
★開館スタッフをする権利がもてます 。
・本に囲まれた空間で日替わり開館スタッフとしてお店番をしていただけます。
・日程調整は月ごとに行います。
・館内にはフリーWifiを設置予定ですので、お仕事や勉強しながらお店番できます。
★チャレンジ屋台への出店ができます
・開館スタッフと合わせて出店ができます。
・日程調整は月ごとに行い、出店可能な日数については希望者により調整させていただきます。
★当館のイベントのご案内やクーポンをお送りします 。
・本棚オーナー交流イベントやワークショップ等を開催予定です。
・オーナーだけが参加できるイベント実施や 有料ワークショップの割引クーポン配布などの特典をご用意する予定です。
【応募方法】
資料請求や詳細情報については、以下の連絡先までお問い合わせください。
- 本棚オーナー申込フォーム
- 本棚オーナー問合せフォーム
- TEL:050-3442-4309(㈱エートス内)
- メール:kaikelab@gmail.com
- HP:かいけラボ公式サイト
「カイケノマド」は、地域の未来を一緒に創る仲間を募集しています。興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください!
2025年1月11日(土)、米子市の皆生温泉海遊ビーチにて、新春恒例のイベント「WINTER SWIMMING in KAIKE 2025(寒中水泳)」が開催されました。今年も白銀に染まるビーチに多くの参加者が集まり、新年の健康と活躍を祈願しながら、冬の日本海に果敢に飛び込みました。
雪景色の中、勇気ある参加者が続々と海へ!
「WINTER SWIMMING in KAIKE」は、新年の健康と飛躍を願いながら冬の海に飛び込むイベントです。今年も多くの勇敢な参加者たちが、冷たい日本海に挑みました。勢いよく海に飛び込む姿には、新年を迎えた希望とエネルギーが溢れていました。参加者たちは雪と海風に負けず、笑顔と歓声を響かせながら水しぶきを上げていました。
寒さに負けない熱気をさらに高めたのは、仮装で参加するユニークな姿!仮装して参加する方もおられ、キャラクターコスチュームや虎柄のパンツにウサギの耳を付けた姿など、イベントをより一層盛り上げてくれました。
冷えた体に染み渡る温泉の癒し
寒中水泳後には、OUランドから運ばれた温泉の特設プールで、参加者たちの冷えた体を優しく包みました。温泉の温かさが体中に染み渡ることで、心身ともにリフレッシュした参加者たちは、至福の表情を浮かべていました。
温泉に浸かりながら振る舞われたおしるこも好評で、イベント全体を締めくくる素敵なひとときとなりました。
安全祈願の神事とビーチクリーン活動
イベントのスタート前には、安全祈願の神事が執り行われ、参加者の安全を祈願しました。また、参加者全員でビーチクリーン活動を実施。冬の海岸に漂着したごみを丁寧に拾い、美しい皆生温泉の海岸を守るための取り組みが行われました。
「WINTER SWIMMING in KAIKE 2025」は、冬の日本海を舞台にした勇気あふれる挑戦と、心温まるひとときをもって幕を閉じました。参加者の皆さんが見せてくれた笑顔とエネルギーは、寒さを吹き飛ばし、イベントに新年の活気をもたらしてくれました。
冷たい海への挑戦、温泉の癒し、そして環境への思いやり——それぞれが一体となったこのイベントは、地域の絆をより深める大切な機会となりました。
参加された皆さま、運営スタッフの皆さま、そして応援してくださったすべての方々に心から感謝いたします。
皆生温泉の冬の風物詩として、また来年も皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
本年も、皆さまが健康で充実した一年を過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。