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column KAIKE PRESS

2023.05.31

KAIKE PRESS#14第二特集
数字で見る皆生温泉エリア経営実行委員会
これまでと今と未来と・・・

 去る3月18日(土)に米子市観光センターで行われた報告会でも見えてきたように、エリア経営実行委員会(以下、実行委員会)を含む皆生温泉の様々な方々の努力により「皆生のまちの様子」は、いろいろと変わりつつあります。もちろんこれからも、地域のみなさんと一緒になって、よりよいまちへどんどん変化をしていきましょう!!現時点での成果と目標をお伝えします!!

日帰り観光に使用できる駐車場“増”

 皆生温泉のまちは、大規模な宿泊施設も多いため、各施設駐車場は大型のものも多くありました。が、日帰り観光に利用できるような駐車場はありませんでした。akippaという駐車場予約サービスへの登録推進を行い、109台もの日帰り観光にも利用できる駐車場ができました。

官民の境界線を越えたここちいい居場所“増”

 2021年度、情緒ある景観の創出・統一を目的として3件の宿泊施設の海側ファサードを改修。いずれも、官民境界線をまたぎ、心地の良い「居場所」づくりを目指しました。また、2022年度には遊歩道照明も刷新され、夕日を眺める、おしゃべりをするなど、多様な活動が起こりはじめています

松林や砂浜、公園などの有効活用実験“増”

 皆生温泉の特徴である白砂青松。景観や空気感を愉しめる空間は、松林・砂浜・公園などそこここにあります。が、それらのすべてが有効活用されているか、というと疑問です。そこで各所をより心地よく使う実験を増やしています。結果、荒なた出店や催し増加や、参加市民が巡り歩くことで健康増進にも寄与するなど、副次的な効果も見え始めています。

空き不動産への出店“増”

 空き土地や空き店舗・空き家が、以前の皆生温泉に比べて目立ってきていたのは、みなさんご承知の通りと思います。実行委員会では『空き物件見学ツアー』や『お試し出店』の機会づくりを行うなどして、様々な出店誘致活動を行っています。

皆生温泉のまちづくりに関わる機会“増”

 2021年度から実行委員会の主催でワークショップやエリアデザインスクール等を開催し、フラットにまちづくりに関われる機会を増やしています。自治会関係者、民間事業者、行政関係者などがフラットな立場で、皆生温泉のありたい姿について意見を出しあったり、企画したり、実験したり・・・機会が確実に増えています。