[カイケを動かす人:vol1]「その時の“うまい”を出す」山本裕文さん
KAIKE labでは「カイケを動かす人」と題して、皆生温泉エリアの人々へインタビューをしていきます。
今月は・・・
皆生温泉の旅館街を歩いていると変わった建物!?が出現・・・トレーラーハウスにコンテナハウス。
なんだが不思議な雰囲気。
ここは、海潮園(鳥取県米子市皆生温泉3丁目3−3)の近くにある、「オデン・ザ・ジャイアント」というおでん屋さんです。
なんで?なんで?が詰まっているので、色々とお話を聞かせてもらうことにしました。
インタビュー:「オデン・ザ・ジャイアント」 山本裕文さん
「皆生温泉エリアに新たなスポットを創出」
インタビュアー:はじめまして!よろしくお願いします。
山本さん:よろしくお願いします!
インタビュアー:早速ですが、色々と聞きたいことがあり過ぎて、何からと思うのですが…先ずは自己紹介をしてもらっていいですか?
山本さん:「オデン・ザ・ジャイアント」というおでん屋をやっている山本裕文です!7年前にUターンで地元である鳥取県に帰ってきて、今年の3月にこのおでん屋をオープンさせました。
インタビュアー:数か月前のことなんですね!また何でこの皆生温泉エリアでおでん屋さんをしようと思ったのですか?
山本さん:元々食べることが好きで、いつかは自分の飲食店を開きたいと思ってて。
そんな時に色んなタイミングが揃って、昨年末あたりから具体的に構想を練って、わずか3ヵ月後にオープンしちゃいました(笑)
皆生温泉でやろうと思ったのは…このエリアは「まだまだ盛り上がるポテンシャルを秘めている」と感じてて。観光客が多く訪れる温泉地で、旅館に泊まって散策するだけではなく、歩いて楽しめる場所があったらもっといいのにって。そして、飲み屋街としての未開拓地でもある皆生温泉エリアが、新しいスポットになれば面白いとも思ったんです。
インタビュアー:地元に住んでいると、言われてみれば「皆生で飲もうよ!」という機会は少ないかも・・・未開拓地に納得。
その発想が、このユニークな建物になったのかなと思ったりするのですが…。
山本さん:この敷地には他のお店でトレーラーハウスがあったりしているので、コンテナハウスでしようと思って、コンテナを持ち込んでDIYでデッキや屋根、窓を作りました。
インタビュアー:えーーー!これ手作りなんですかー!?すごいクオリティ。
この対面式の感じやコンテナの質感とウッドデッキが抜群にお似合いです。
山本さん:昔ながらの対面式のカウンターで、一人で訪れても楽しむことができた方がいいなと。知らない人同士が仲良くなったり、県外から来た人とコミュニケーションを取る機会が生まれる場所で、地元の人たちにも気軽に立ち寄って楽しめる空間になればと思ってこのスタイルにしたんですよ!
せっかくなので、自慢のおでんや料理を食べてください!
「その時のうまいもんを出しているんで」
すごくおいしーーーーーい!!懐かしさというか、おかんが作る温かさも感じる味です。
この雰囲気もプラスされて、さらに思うのかもしれません。
インタビューが終わるころには、旅館に宿泊されている方と地元の若者たちで賑わっています。交わることのなかった人たちが、地元の話、趣味や仕事についての会話で盛り上がっています。山本さんが描いていた場所が徐々に現実のものとなりつつあるなと感じました。
最後のに山本さんから一言お願いします。
「地元の人も観光客も、この場所で思い出を作り、楽しんで欲しいですね。みんなが集まって語らい、新たなつながりを築ける場所になるよう続けていきます」
地元の魅力を引き出し、皆生温泉エリアに新たなスポットとして根付いて欲しいと願っています。
山本さん、ありがとうございました!
店舗:おでん専門店「オデン・ザ・ジャイアント」
住 所:鳥取県米子市皆生温泉3-2-7[MAP]
営 業:18:00~22:00
定 休:木曜日