「ぐるぐるかいけ」がソトノバ・アワード2022大賞いただきました!

自発的な活動が生まれる環境づくりとしての「ぐるぐるかいけ」。
地続きにいろんな場所を使っていく実験「ぐるぐるかいけ」。
ワークショップなどを重ねてビジョンをイラストにし、その一部を実現する「ぐるぐるかいけ」。
色々と切り取り方はありますが、関係者の皆さんが様々に挑戦された結果です!
引き続き面白い実験をしていきましょう!
#ソトノバ #やったぜ #米子 #皆生 #皆生温泉 #ぐるぐるかいけ
今年で15年目を迎えた、皆生温泉オリジナル日本酒造りプロジェクト
毎年5月に田植えを行い、9月に稲刈り、そして仕込みを経て、本日無事に新酒完成発表会!!
『海に降る雪』という名の通り、
開栓すると底に沈んでいるにごりとあられ(米粒)が舞い上がり、
海に降る雪のように美しく舞い降りていきます!(^^)!
皆生温泉への宿泊や製造元の千代むすび酒造さんでの
お買い求めなど、様々なシチュエーションでたのしみましょー!!
#千代結び酒造 #海に降る雪 #日本酒女子 #皆生温泉 #日本酒造り #日本酒造りプロジェクト
KAIKE PRESS#05特集-カイケエリアデザインスクール開校!!
更新日:2022年7月26日
まちづくりに問わるプレイヤーを増やす
6月2日第一固の座学を皮切りに、「カイケエリアデザインスクール」が、22名の受講生を集め開校しました。
皆生温泉のにぎわい創出に官民一体となって取り組む「皆生温泉エリア経営実行委員会」の活動の一環で、まちづくりに関わるプレーヤー(人)を増やし、皆生温泉の活性に寄与することを目的としています。 全3回の座学で皆生温泉のまちについて、や、まちづくりの考え方などについて学び、その成果として実践型の社会実験イベントを受講生自らが主催する、という形式です。
皆生の魅力を歴史から思案する
第1回の座学講師は、建物のコンセプトから関わる設計事務所「設計領域」(東京都)の吉谷崇氏(44)。「歴史をたずね思案する」というテーマで、皆生温泉の街並みの成り立ちや区割りを、海外の街と比較するなどわかりやすく解説しました。
また、参加者が自由に意見を出し合うワークショップも行われ、四条通りエリア・松林エリア…といった皆生温泉内6つのエリアの現状や課題、魅力の活かし方などが話し合いました。 例えば、海岸遊歩道エリアでは「海が近い」「淋しい」、四条通りは「何もない」「メイン通り」「古い」といったように各エリアに対して意見が出され、それぞれが抱える現状が浮き彫りになりました。
11月には学んだ成果を実践イベントに!
スクールはこの後2回の座学を経て、興味を持ったエリア別にグループとなっていき、各エリアの課題解決を目指した活用案などを見出していきます。そして、その成果として11月には、各エリアの活用案を具現化する実践イベントを開催する予定です。
参加者の1人で、60年以上皆生温泉で育った坪倉元武さん(66)は、活力が失われていく姿を目の当たりにしてきたといいます。昔ながらの公園遊びを通したにぎわい創出を目指し「いつまでも子どもが元気に遊べる皆生にしたい」と意気込んでいます。
KAIKEPRESS#04特集-地域にSWITCHをもたらす水一(スイッチ)広場。
更新日:2022年7月19日
いつもは使われていない皆生温泉街の一角が、毎月第1水曜日、地域の人や宿泊客が自由に
行き来して、飲食や語らいを楽しめる「水一(スイッチ)広場」に姿を変えます。
魅力の掘り起こし
水一広場は、地域の方や市内の方が日常的に皆生温泉に訪れたくなる「まち」をめざすためにはじまった取組です。
皆生温泉エリア経営実行委貞会のメンバーが、毎月第1水曜日に催しを開いています。この催しは、メンバーが毎月交代でテーマや場所を決め、訪れる方が皆生温泉エリアのいろんな場所で、気持ち良いと感じる時間を過ごしてもらえるように、まずはメンバー自身が気
持ち良く使いこなしていくことからやってみよう!という取り組みです。併せて周辺の清掃活動も行われます。
活用する周辺の事前清掃活動も参加者みんなで行います!!
普段使われていない桧林など遊休地を活用し、温泉街の新たな魅力を発見・発信することで、日常的な活動が実施されているまちにつなげたいと考えています。
この取り組みをきっかけとして、皆生温泉エリアが多様な活動を受け入れる場所になりたい、地域に変化をもたらす「スイッチ」になってほしいという願いもこめ、水一広場(スイッチひろば)と呼んでいます。
ポテンシャルを活かす
5月の第1水曜日の11日、米子市観光センターにほど近い桧林で水一広場が開かれました。3月に行われた周遊型イベント「うごくまちぐるぐるかいけ」で作成した移動式屋台を使い、どんぶりや餃子、コーヒー、アルコールなどの販売がありました。
来場者は桧林の中央に設けられたたき火を囲んで提供されたメニューに舌鼓を打ち、心ゆくまで会話を楽しんでいました。
5月の水一広場の企画を担当した吉田輝子さんは「ポテンシャルのある皆生温泉を盛り上げる取り組みになっていけば」と期待を寄せています。
温泉街を変えていく
温泉街を取り巻く環境は年を追うごとに変化しています。かつては団体客でにぎわったエリアでした。しかしながら、近年は個人旅行にシフトし、訪れる方が減っています。
旅行先の〝観光資源ならではの体験”や〝地域とのふれあい”といった 「その場所でしかできないこと」が求められるようになりました。皆生温泉エリア経営実行委貞会のメンバーは、地域の方にとって 「豊かな時間を過ごせるまち」、「訪れたくなる場所」「自分の居場所がある場所」「日常が溶け込んだ場所」になってこそ、選ばれ続ける温泉街になれると考えます。
水一広場は地域住民や事業者に皆生温泉の新たな魅力に触れる機会にもなっています。皆生温泉エリア経営実行委貞会の坂内和孝副会長は「皆生温泉はポテンシャルがある。遠回りかもしれないけど、現代にあったやり方を探したい」と目を輝かせていました。
焚火を囲んで語らったり、食べたり、飲んだり・・・ 新しい活用アイデアが飛び交います。
6月1日より屋台のレンタルを開始します! これは皆生エリアで3月に行われました、ぐるぐるかいけでも使用した木製の屋台です。 木の温かみが感じられてとてもオシャレな作りになっていますので、イベントなどで飲食や物販の販売を計画されておられる方など、ぜひご利用されてみてはいかがでしょう。 料金は大・小セットで1,000円/1日になります。 レンタルの受付・お問い合わせは米子市観光センターまで。 実物を見てみたいという方もお気軽に観光センターにお立ち寄りくださいませ。 屋台寸法 【大】屋台 天板:幅90×奥行55cm 上棚:幅82×奥行20×高さ25cm 下棚:幅75×奥行50×高さ40cm 【小】屋台 天板:幅45×奥行55cm 上棚:幅45×奥行30×高さ25cm 下棚:幅45×奥行30×高さ65cm
[詳しくはコチラ!!]
https://www.kaike-onsen.com/about/news.php?kijino=334
〝壁〃を超える魅力的な外観
皆生温泉エリアで情緒ある景観や統一感の創出を目的に、宿泊施設の壁面や塀などの美観向上につなげる「旅館ファサード整備支援補助事業」が昨年度からスタート。宿泊客と地域住民を隔てる〝壁〃を取り払い、憩いの場としての活用も期待されています。
皆生温泉エリア経営実行委貞会の事業で、指定するアドバイザーの監修を条件に工事費の4分の3(上限200万円)を補助します。
一般的にファサードとは建築物を正面から見た外観を示す語句で、フランス語の「facade」に由来します。偶然通りかかった人が建物を見た時に「素敵」「中に入ってみたい」と思ってもらう狙いもあります。
ファサードは少なからず地域に影響を与えるものなので、植栽を含めて周辺環境との調和も必要になってきます。
▲湯喜望白扇▲遊歩道に休める場所が少なかったことから十数人が座れる場所を整備。日没後にライトアップしています。
昨年度は皆生グランドホテル天水、皆生シーサイドホテル海の四季、場喜望白扇で工事が完了しました。「海に開く皆生温泉」をテーマに、3旅館は施設の一部を開放しています。
皆生海岸に面した部分の垣根をなくしたり、壁の一部を改装したりして、遊歩道を散歩する人が気軽に立ち寄って自由に使ってもらえるように、ベンチやウッドデッキを新たに設置しました。
将来はキッチンカーの出店や音楽イベント開催などを視野に入れています。
▲皆生シーサイドホテル海の四季▲屋外用チェアを設置しました。活用策としてコーヒーのテイクアウトなどを検討中です。
利用のきっかけへ繋がるスペースに
実行委貞会の伊坂明会長は「垣根を取り払い、敷地の中にべンチを設置した。腰掛けて海に沈む夕陽を見てもらうこともできるようになった」と手応えを感じています。「旅館単体で動いていたが、共有スペースができたことで一体感が今まで以上に出るようになった」と強調し、宿泊客中心だった旅館の利用が地域住民にも広がっていくことを期待しています。
▲皆生グランドホテル天水▲垣根の一部を改装して、散歩する人にくつろいでもらえるようにベンチを設置しました。
旅館ファサード整備支援補助事業は、本年度は2件の採択を予定しています。
5/25申込〆!カイケエリアデザインスクール受講募集開始!!
かいけエリアデザインver1.0公開しました。
更新日:2022年5月2日
今まさに動きつつある「現在進行形」の皆生での取り組みを記録し、これからの道標を見つけていこうとするもの。それが『かいけエリアデザイン』です。
詳しくはコチラ↓
●かいけエリアデザインver1.0-PDF