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2023.07.10

[カイケを動かす人:vol2]「こんなお店でやりたいね」が実現!!山根智子さん

先月から始めった「カイケを動かす人」

今月は…

皆生431号線沿いの「回転すし北海道皆生店」や「アイフル」の隣にある、白い建物の”食堂市場-ichiba-“を経営されている山根智子さんにお話を伺ってきました!

屈託のない笑顔と溢れる明るさがとても印象的な方です!

インタビュー:「食堂市場-ichiba-」 山根智子さん

「食への情熱が生み出した味わい深い場所」

インタビュアー:はじめまして!よろしくお願いします。

山根さん:よろしくお願いします。

インタビュアー:早速ですが、山根さんのことを教えてもらってもいいですか!

山根さん:はい!食堂市場を昨年の9月17日にオープンさせてもらって、旦那と一緒に運営しています、山根智子です。
私は高校卒業後から様々な飲食店や事務職での仕事をしていました。旦那は全く飲食とは関係のない職業です。

 

インタビュアー: 飲食店や事務職での経験、旦那さんは全く違う職業であったところから、ここまでどうやってたどり着かれたのですか?

山根さん: 元々、飲食店で働きながら、「いつかは自分のお店を持ちたい」という思いを抱いていました。今みたいに、食材のこだわりとか、こういうお店にしたいという強いコンセプトがあったわけではなく、漠然と飲食店を開きたいなーって思っていたんですよ!

インタビュアー:食材のこだわり!?今現在の山根さんのお店のコンセプトというのか、こだわりについてお伺いしたいですね。

山根さん:安心安全に食べられる食材や調味料にこだわっています。お客様に安心して食事を楽しんでいただきたいという思いから、厳選された食材を使用しています。
実は、旦那の実家が農家でして、結婚する前まではスーパーで買ったお野菜を食べることがほぼほぼでしたが…実家で作ったお野菜を食べさせてもらった時、それまで食べていたものとは全く違う野菜の美味しさに衝撃を受けたんです。

※衝撃を受けたお野菜たち↑↑↑

インタビュアー: なるほど!山根さん自身が旦那さんの実家で作られたお野菜の美味しさに衝撃を受けたことが、食材へのこだわりに繋がったのですね。その衝撃を受けた経験が、山根さんのお店にどのように反映されているのでしょうか?

山根さん: 現在のこだわりと重複しちゃうんですが、その経験が食材選びに大きく影響しています。信頼できる生産者さんから直接仕入れることで、安心してお料理を出せます。野菜は今では自家栽培して朝採ってきたのを出したり、なるべく身体が喜ぶ野菜を選んでいます。食材だけでなく調味料も、できるだけ添加物や化学調味料を使わないようにしています。

※こちらは自家栽培のお野菜を使ったサラダとスープです。シンプルな味付けだからこそお野菜の甘みなど本来の味を感じる逸品です!

(話に戻って…)

山根さん:こんなにもお野菜って美味しいんだなぁって感じたことはもちろんなんですが、でも一番はやっぱり出産かな!!子育てをする中で食へのこだわりが一層強くなったんですよね。

インタビュアー:子供が生まれると考え方とかが変わりますよね!特に、子供の体に取り入れる食べ物については、子育ての中で慎重になっちゃうというか、本当にこれで大丈夫なのかって不安になったりと。

山根さん:そうなんですよ!親に聞いたりもするんですが、今って調べればなんでも答えが転がっているじゃないですか。だから色々と検索していました。でも情報量が多すぎて逆にどれが正しいの?ってところに陥ってしまって。そんなことを考えている時に、誰もが安心して食べれて、心地の良いお店を出したいって強く思ったんですよね!!さらに、お金を払って外食をしてもらうのだから「体に良くて優しいお料理を提供しよう」って!


※一番人気で自家製野菜がたっぷり使用されている「シャルキュティエール」 フランスの伝統料理で豚肉のトマト煮込みです。ギュッと濃縮された野菜の旨味とトマトの酸味が豚肉に絡み合って抜群に美味しいです!!

インタビュアー:家で悩むのではなく、外食先で体に良い物を取り入れてもらいたいということですね!

山根さん:そうです!そうです!お客さまにも相談されることも多いので、私たちが実践していることなどお話をさせてもらっています。また、ここでは安心して体に優しい食べ物を取り入れてもらって、楽しむ食事をしてもらいたいんです!!食事がストレスになることが悪いと思っているので(笑)

インタビュアー:楽しむはずの食事がストレスになって欲しくないという思いだからこそ、ここで口にする物は安心できる食事を提供したいという思いがすごく伝わります。
では、この場所(皆生)でオープンしたきっかけも教えてください!

山根智子さん: 実は、旦那さんと付き合っている頃なので5年以上は遡るのですが(笑)この場所にあったアジアン料理屋さんに食べに来たことがあるんですよ。その時に、建物の形や雰囲気がとても良くて、「こんなお店でやりたいね」と話していたんです。

 

インタビュアー:ぇえっ!!全く同じ場所で同じ建物でこの「食堂市場」を開店させたということですか!?

山根さん:そうなんですよ!特にこの三角形の建物に魅力を感じてて。たまたまお店を開くために場所探しをしている時、ここが空き店舗で出されていることを知ってすぐに連絡したんです(笑)

インタビュアー: 5年前に話をしていたことが実現したってことですね!とても素敵なお話( *´艸`)

山根智子さん: かなり古い建物だったので、大工さんにお願いして修復してもらいました。大変な作業でしたが、自分たちの想いを形にするために頑張りました!!結果的に、思い描いた通りのお店になったのでとても嬉しかったですよ。

インタビュアー:木の温もりに広々とした空間がとても心地よく、お話を伺っているからか、更にただただ幸せな気持ちになります。素敵な旦那さんと好きな場所で一緒だからこそ、この笑顔とお客様への思いやりに溢れているんだろって感じました。

 

インタビュアー:長くなりましたが、最後に山根さんから一言お願いします!

山根さん: 私たちのお店は、食材へのこだわりとお客様の健康を大切にしています。安心して美味しい食事を楽しんでいただけるよう、日々努力を重ねています。食べることは人生を豊かにする大切な要素の一つです。私たちは、その食べる喜びや楽しみを提供する場所でありたいと考えています。ぜひ、お越しいただき、私たちのこだわりを味わっていただければ幸いです。

インタビュアー:お客様との出会いを大切にし、笑顔と温かい時間を提供できる食堂市場。山根さんの人柄や情熱がとても魅力的で素敵な時間をいただきました。ありがとうございました。

山根さん: ありがとうございます!お話しすることができて嬉しかったです。これからも一生懸命取り組んでまいりますので、応援よろしくお願いします!

店舗:食堂市場-ichiba-

住 所:鳥取県米子市皆生新田1-6-23
営 業:11:30~14:00
定 休:日曜日