[カイケを動かす人:vol10]皆生温泉の玄関口から見た新たな魅力/皆生温泉旅館組合(米子市観光センター)谷川智美さん・原直美さん
皆生温泉の玄関口から見た新たな魅力:谷川智美さん・原直美さんインタビュー
皆生温泉旅館組合の業務と米子市観光センターの窓口対応を二枚看板に、レンタルサイクルや物販、窓口対応など幅広い業務を担い、皆生温泉の新たな魅力を発信する谷川智美さんと原直美さん。お二人の目から見た、皆生温泉の今昔と、観光センターの果たす役割について伺いました。
変化と挑戦:観光センターの新しい役割
かつては旅館のお客様案内が主な業務だったのが、今ではレンタルサイクルや物販、窓口業務へと変化。米子市観光センターを訪れる方も、観光客から地元の方へと大きく変化しています。
コロナをきっかけに、レンタルサイクルを利用する地元の方が増えたり、観光センター内のレンタルスペースを活用した自治会や子供会の利用も増えました。こうした取り組みを通じて、地元の方への認知度が向上し、観光センターの役割も大きく変化しています。
谷川さんは、「コロナという時代を経て、様々な流れが変わり、自分たちも意識ががらりと変わり、観光センターのあり方が変わった」と語ります。そして、「立ち止まることなく努力し、誰もが気軽に立ち寄れ、また来たいと思ってもらえるようなサービス提供を続けていきたい」と、今後の展望を語りました。
地域活性化:交流と情報発信
「ぐるぐるかいけ」や「カイケプレス」などの発行を通じて地域交流が活発化し、新しいお店も増えました。こうした取り組みは、若い世代を含む地元の方々が足を運ぶきっかけとなり、繁忙期に関わらず皆生温泉が賑やかになることに貢献しています。
原さんは、「観光客にも地元の方にも来ていただくためにも誘客方法が変わり、WEBやSNSを活用した情報発信にも力を入れています。」と述べ、地元の方に魅力を発信する取り組みの重要性を語りました。
新たな客層の獲得:クルーズ船誘致
昨年から始めたクルーズ船のお客様誘致は、新たな客層獲得に大きな成果を上げています。旅館の温泉入浴や名産品の販売などを通じて、これまでリーチできなかった客層を取り込むことができました。
原さんは、「今年もこの取り組みを続けていく」と、クルーズ船誘致への意気込みを語りました。
海沿いをサイクリングで巡る旅の魅力:皆生温泉レンタルサイクル
近年、皆生温泉ではレンタサイクルが人気を集めており、海沿いをサイクリングで巡る旅を楽しむ人が増えています。
海、山、街、温泉と変化に富んだサイクリングができ、1日1,000円~というコスパ抜群で、自由気ままに楽しめるからと話します。
もっともっと地元の方から観光客の方に、ぜひ、皆生温泉でレンタサイクルを満喫して、思い出に残る時間を過ごして欲しいと語りました。
皆生温泉レンタルサイクルについて知りたい方は→詳しくはコチラから
皆生温泉の未来:魅力と可能性
谷川さんと原さんのインタビューを通して、皆生温泉は変化と挑戦を続ける観光地であることが見えてきました。地域活性化や新たな客層獲得への取り組みは、皆生温泉のさらなる発展につながる可能性を秘めています。
今後も、皆生温泉がどのように進化していくのか、注目です。
米子市観光センター/皆生温泉旅館組合
住所 | 鳥取県米子市皆生温泉3丁目1−1 |
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営業時間 | 8:30~18:00 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 0859-35-0175 |
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