KAIKE PRESS#13特集
『ぐるぐるかいけ』で高まる皆生温泉への期待
『歩いて楽しいまち』を表現した社会実験
皆生温泉で街歩きを楽しむ「うごくまちぐるぐるかいけ」が3月11日、12日の両日に開かれました。昨年に続いて2度目の開催で、前回から活動エリアが大幅に増えました。飲食だけでなく子どもが楽しめるワークショップや、本や雑貨など暮らしに関わる屋台が軒を連ねました。訪れた家族連れや地元の人たちは、変わりつつある温泉街をゆっくりとぐるぐる巡り、皆生の魅力をあらためて実感していました。
この取り組みは、住民・事業者・地権者の皆さんと、少し未来の皆生のイメージを共有するための社会実験です。歩いて楽しい理想のまちの姿を実験的に表現し、低未利用地の流動性を高めるきっかけをつくったり、事業者の皆生エリアへの関わりを深めてもらったりしながら、地域のみなさんと今後の皆生の在り方を整えていく確認の機会として実施しました。
初日の海浜公園。思い思いの楽しみ方で、人が回遊していく
素敵に刷新された遊歩道照明を辿って、各所の出店エリアへ
これからの皆生温泉わたしたちの手でもっと楽しく!!
夕方から夜の開催となった初日は、海岸沿いの遊歩道で刷新された照明が点灯。ライトアップされた幻想的な空間で、訪れた人たちは各所の出店で食べ歩きながら、夜の街歩きを楽しんでいました。2日目はさまざまな体験コーナーも登場しました。松林エリアでは、生ゴミや落ち葉を腐葉土と交ぜて堆肥にする木製コンポストを手作りでき、ビーチエリアではビーチテニス、モルック、フレスコボールなどが楽しめました。
さらに、2日間とも子ども達に大好評だったのは、まちの各所で運営スタッフを発見し、シールをあつめると挑戦できるガラポン企画。スタッフを見つけると「シールちょうだい」と子どもが駆け寄り、途中からはシールが無くなってサインで対応するほどの人気ぶりでした。
ぐるぐるかいけの一環で行われたワークショップで自ら作ったミニ屋台でプチ出店体験
ちょっとした空地も工夫次第でステキなお店に!!
自然と腰を下ろし、知り合い、語らい…いいですね(^^♪
もちろん出店は食べ物以外も様々。子ども達がアートに触れる体験もあったり♪