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2026.01.19

中学生と一緒に「地域の魅力を発信する」ショート動画制作プロジェクト~動画をつくろう編~

「カイケラボ」では、地元・米子市福生中学校の依頼を受け、中学1年生を対象とした課外学習「ショート動画制作」のサポートをスタートしました。
地域と教育が連携し、次世代に“まちづくりの視点”を育むプロジェクトです。

今回は、実際にまちへ出て撮影を行う“本番”の前に実施した、ショート動画づくりの練習編。
生徒たちは、自分のタブレットを使いながら「伝えるための撮影方法」や「編集の基本」を学ぶ時間を過ごしました。

講師は、山陰の魅力をSNSで発信し、たくさんの笑顔を届けているクリエイター「りぃこちゃんねる」のりぃこさん。
明るくテンポのあるレクチャーは、教室の空気をぐっと前向きにしてくれました。

“誰に・何を・どう伝えるか”がスタートライン

動画づくりの最初の一歩は、「誰に伝えたいのか」を決めること。
りぃこさんは「届けたい相手を想像することで、言葉も構成も変わるんだよ」と丁寧に説明してくれました。

普段なんとなく見ているショート動画も、伝えたい相手を想像しながらつくることで作品に“意思”が宿る。
その感覚を、生徒たち一人ひとりが掴んでいく時間になりました。

練習テーマは “自分の筆箱紹介”

今回は練習が目的のため、「自分の筆箱を紹介する動画」をテーマに制作しました。

・色や形などの“お気に入りポイント”
・個性的な部分やこだわり
・中に入っている道具の紹介
・“使っている自分”をイメージさせるカット

それぞれが自由に構成を考え、ほんの数十秒の動画の中に“らしさ”と“伝える意図”を盛り込んでいました。

普段は何気なく使っている筆箱も、「紹介しよう」と思うと急に見え方が変わる。
この小さな“視点の変化”こそ、今回の講座で大切にしたことです。

短い動画でもストーリーは作れる

ショート動画では、最初の1〜3秒が勝負。
りぃこさんは、
起(はじめ) → 承(紹介) → 転(気づき) → 結(まとめ)
という流れを例に、短い動画でもしっかりストーリーが作れることを解説しました。

「最初のひと言で“見たい”と思わせる」
「魅力を伝えるポイントを絞る」
「最後にまとめのひと言を入れる」

生徒たちは、自分の動画にどう反映するかを考えながら、真剣な表情で台本を作っていました。

プロジェクターに映し出されたサンプル動画には、視線を誘導するテロップ、余白を計算した画角、テンポある切り替え…。
中学生たちも「なるほど」と頷く場面がいくつも見られました。

編集の時間では、読みやすいテロップの入れ方や、テンポの良い切り替えなど、視聴者が見やすい動画に仕上げるためのポイントを学びました。

同じ“筆箱”という題材でも、完成した動画はひとりひとり個性がはっきり分かれ、
「伝えること=自分を表現すること」
という気づきにもつながっていきました。

次はいよいよ“まちへ”。皆生温泉で本番撮影へ

今回の授業は、地域の魅力を発信するための“準備運動”。
小さな筆箱を“魅力的に伝える”ことで、生徒たちは本番のまち歩きでの視点を磨くことができました。

次回は、いよいよ皆生温泉のまちへ。
中学生ならではの感性で、どんな魅力を切り取ってくれるのか楽しみです。

講師・りぃこちゃん からのコメント

今回のワークショップでは、中学1年生のみんなの元気さとやる気に、私のほうがたくさんパワーをもらいました!
思ってもみなかったような発想が次々に出てきて、「その見方すごい!」と私自身とても刺激になりました。

わからないところはきちんと「わからない」と言えて、安心して挑戦できる空気がある学校なんだなと感じられたのも嬉しかったです。

これから動画編集というお仕事に興味を持ってくれて、自分の感性やアイデアをどんどん発信していって、一緒に鳥取県を盛り上げてくれたら最高だなと思っています。

素敵な時間をありがとうございました!