宿が変わると、温泉街の過ごし方も変わる。『皆生グランドホテル天水・華水亭』がリニューアル
皆生温泉の海辺に、新しい時間の過ごし方が生まれました。
2026年7月18日(土)、『皆生グランドホテル天水』と『華水亭』が大規模リニューアル。
食事会場やラウンジ、客室などが一新され、宿泊する人が館内で過ごす時間が、これまで以上に充実しました。
今回のリニューアルは、二つの宿が新しく生まれ変わったというだけではありません。
皆生温泉を訪れる目的が増え、滞在する時間がより豊かになること。それは、温泉街のこれからを考えるうえでも大きな意味を持っています。
宿泊客が長く過ごすまちへ
皆生温泉には、温泉や旅館だけでなく、日本海、砂浜、松林、海沿いの遊歩道など、この場所ならではの資源があります。
しかし、旅の予定によっては、夕方に到着して翌朝には出発。温泉街を歩くことなく、次の目的地へ向かうことも少なくありません。
だからこそ、宿で過ごす時間の質を高めることは、まちで過ごす時間を見直すきっかけにもなります。
早めに皆生温泉へ到着する。
海辺を歩いた後にチェックインする。
館内でくつろぎ、翌朝も慌てずに過ごす。
宿泊前後の時間に余裕が生まれれば、温泉街のお店を訪れたり、海辺の風景を楽しんだりする機会も広がります。
宿の魅力とまちの魅力は、別々のものではありません。
心地よく過ごせる宿があり、その周りに歩いてみたくなる風景がある。二つがつながることで、皆生温泉での滞在は、より奥行きのあるものになっていきます。

日本海を「眺める時間」も、皆生温泉の体験になる
『華水亭』のロビーラウンジでは、日本海を目の前にしながら、宿泊者限定のフリーフロードリンクを楽しめるようになりました。
15:00~18:00のウェルカムタイムには、生ビール、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどを用意。
18:00~21:30のナイトタイムには、地酒や赤・白ワインも加わります。
海辺にある宿だからこそ楽しめるのが、時間とともに変化する海の表情です。
明るい午後の海。
夕日に染まる水平線。
暗くなり、波の音が際立つ夜の海。
ドリンクを片手に景色を眺める時間も、皆生温泉ならではの体験の一つです。
宿の中から海を眺めることで、その先にある砂浜や遊歩道にも興味が向く。
「明日の朝、海辺を歩いてみよう」
そんな小さな行動が生まれることも、海と宿の距離が近い皆生温泉ならではです。

地域の味を知る入り口としての「食」
旅先で出会った料理は、その土地の印象として長く記憶に残ります。
今回のリニューアルでは、二つの宿が、それぞれ異なるかたちで山陰の食を楽しめる場所へ進化しました。
『華水亭』の食事会場「桜の間」は、格子のスクリーンを取り入れた、落ち着きのある和モダンな空間へ。
プライベート感のある席で、山陰の海の幸を盛り込んだ会席料理をゆっくり味わえます。
一方、『皆生グランドホテル天水』のビュッフェレストラン「渚亭」は、日本海の青、夕日のオレンジ、大山の緑を取り入れた、明るく開放的な空間へ生まれ変わりました。

全180席の会場には、魚介や野菜、肉など、地元の食材を生かした料理が並びます。
炉端焼き、自家製ローストビーフ、天ぷら、にぎり寿司などを目の前で仕上げるライブキッチンも大きな魅力です。
土地の食材を知り、その味を楽しむことは、地域の生産者や料理人、その背景にある自然に触れることでもあります。

宿で食べた一皿をきっかけに、山陰の食へ興味を持つ。
次は別の季節に訪れ、その時期ならではの味を楽しむ。
食は、人と地域をつなぎ、再び訪れたくなる理由を生み出してくれます。
異なる旅のニーズを受け止める二つの宿
旅のカタチは、一つではありません。
一人で心身を休めたい人。
夫婦で静かな時間を過ごしたい人。
家族でにぎやかに食事を楽しみたい人。
友人同士で思い出をつくりたい人。
多様な旅のスタイルを受け止められることは、温泉地にとって大切な強みです。
『華水亭』では、落ち着いた食事会場や海を望むラウンジに加え、客室での快適性も高められました。
露天風呂付き客室「湯賓館」には、ReFaのシャワーヘッド、ドライヤー、ヘアアイロンなどを用意。
シモンズ製のベッドやネスプレッソも導入され、滞在中のセルフケアやくつろぎを大切にした空間になっています。
一般客室の和布団にも、「西川エアー」のマットレスが採用されました。

『皆生グランドホテル天水』では、好きな料理を自由に選べるビュッフェを中心に、世代を問わず楽しめる滞在を提案。
ケーキやグラスデザートが並ぶスイーツコーナーのほか、自分で作れるソフトクリームマシンも設置されています。
料理を選ぶ時間やソフトクリームを作る体験が、家族や仲間との会話につながります。

静かに過ごす時間と、誰かと一緒に楽しむ時間。
異なる二つの宿があることで、皆生温泉を選ぶ人の幅も広がっていきます。
一つの施設の変化が、まちの選択肢を増やしていく
まちづくりは、道路や建物を整備することだけではありません。
その場所でどのような時間を過ごせるのか。
どのような人が訪れ、どのような思い出を持ち帰るのか。
そして、地域に関わる人たちが、どのような未来を描けるのか。
そうした一つひとつの積み重ねも、まちの姿をつくっています。
今回、二つの宿がそれぞれの魅力を生かしたことで、皆生温泉で選べる滞在の形が増えました。
宿を目当てに初めて皆生温泉を訪れる人がいるかもしれません。
一度訪れた人が、今度は異なる宿泊スタイルを求めて戻ってくるかもしれません。
滞在中に歩いた海辺や、立ち寄ったお店を気に入り、「また来たい場所」として皆生温泉を覚えてくれるかもしれません。
宿の変化は、新しい人の流れを生み、まちとの接点を増やす可能性を持っています。
宿の時間と、まちの時間を行き来する
新しくなった館内を楽しむことは、もちろん今回の滞在の大きな目的です。
けれど、せっかく皆生温泉を訪れたなら、宿の外にも一歩出てみてください。
夕食前に、海沿いの遊歩道を歩く。
朝食後に、砂浜まで下りてみる。
温泉街で見つけたお店へ立ち寄る。
地域で暮らす人や働く人と、言葉を交わす。
宿でくつろぐ時間と、まちを歩く時間を行き来することで、皆生温泉の魅力はさらに広がります。
『皆生グランドホテル天水』と『華水亭』のリニューアルをきっかけに、皆生温泉での滞在に新しい選択肢が加わりました。
魅力ある宿と、歩きたくなる温泉街。
その両方を楽しめるまちへ。
二つの宿が描く新たな滞在のかたちから、皆生温泉の次の風景が少しずつ始まっています。
皆生グランドホテル天水
住所:鳥取県米子市皆生温泉4-18-45
電話:0859-33-3531
情報:公式ホームページ
華水亭
住所:鳥取県米子市皆生温泉4-19-10
電話:0859-33-0001
情報:公式ホームページ



