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2026.03.24

2025年度カイケラボ活動まとめvol.2_関わりが少しずつひろがる場所へ

前回の記事では、
今年度のカイケラボの取り組みを、
場の実践を中心に振り返りました。

ただ、その周りでは、もう少し静かに、
でも確実に動いていたことがあります。

皆生という場所に、「少し関わってみる」
人たちが、少しずつ増えてきたことです。

 

そのひとつが、「カイケノマド」の取り組みです。

皆生に滞在しながら、
この場所との関わり方を探る人たち。

まちを歩いたり、人と出会ったり、
ここで何かできないかを考えたり。

カイケノマドは、
本をきっかけに人と場所がゆるやかにつながる場として、
昨年オープンし、1年が経ちました。

本棚のオーナーになる人がいたり、
ふらっと立ち寄る人がいたり、
その場で会話が生まれたり。

小さなことですが、
「ここにいていい理由」が少しずつ増えてきているように感じます。

👉 カイケノマドについてはこちら

一方で、課題も見えてきました。

関わりたいと思っても、
その次の一歩につながる仕組みが、まだ十分ではないこと。

関係が続いていくための導線や受け皿を、
整えていくための作戦カイギもスタートしました。
もちろん堅苦しくなく「何かもっと楽しいことできないかな?」
と、やりたいことを話していく場です。

また、現在、カイケノマドでは、本棚のオーナーとして
関わっていただける方も引き続き募集しています。
この場所をきっかけに、皆生との関わりが少しずつ
広がっていくことを期待しています。

また、中学生との総合学習の中で取り組んだ、
ショート動画プロジェクトも印象的な出来事でした。

自分たちの視点で皆生を見つめ、それを映像として表現する。
大人が用意したストーリーではなく、
それぞれが感じた風景が、そのまま言葉や映像になっていく。

その過程そのものが、
この場所の価値を改めて問い直す時間になっていました。

👉 プロジェクトの様子はこちら

さらに、「ぺちゃくちゃかいけ」のような場も、
少しずつ重ねてきました。

立場や肩書きを越えて、まちのことを自由に話す時間。
結論を出すためではなく、
考えや違和感をそのまま持ち寄る場として、
ゆるやかなつながりが生まれています。

👉 本年度開催のぺちゃくちゃかいけ

こうした動きは、
ひとつひとつを見ると小さなものかもしれません。

けれど、
滞在する人がいて、
学ぶ人がいて、
語り合う場がある。

そうした関係が重なっていくことで、
皆生という場所のあり方が、
少しずつ変わりはじめています。

カイケラボのこれからは、
こうした動きを無理にまとめるのではなく、

それぞれが自然につながっていくような、
「関係の土台」を整えていっていきます。
こうした取り組みは確かに、
少しずつ何かが育ちはじめています。

その変化を、これからも丁寧に見ていきたいと思います。