秋の皆生温泉を歩こう~海辺の読書やものづくりと旬の味覚~
海を眺めてひと息ついたり、気になるお店に立ち寄ったり。暑さがやわらぐ秋は、鳥取県米子市の皆生温泉をゆっくり歩きたくなる季節です。
海辺で本を読む時間、手仕事に触れる体験、季節のおいしいものとの出会い。まちに目を向けると、思い思いに過ごせる場所が見つかります。
今回は「カイケプレス vol.36」の掲載情報から、秋の皆生温泉の楽しみ方をご紹介。旅の途中にも、近くに暮らす方の休日にも。「今日はこれをしに行こう」と思えるきっかけを探してみませんか。

潮風を感じながら海辺を歩く 走る くつろぐ
白砂青松の風景が広がる皆生海岸。海沿いを歩くだけでも心地よい時間になりますが、少し先まで足を延ばしたい日はサイクリングも楽しめます。
米子市観光センター内の「コグステーション皆生」では、レンタサイクルを用意。自転車を持っていなくても、海辺を走るきっかけがつくれます。海岸沿いにはベンチやデッキ、東屋もあり、景色を眺めながら休憩できるのもうれしいところです。

ゆったり過ごしたい方には「皆生プレイパーク」も。「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース」の発着地に位置し、大山を望む芝生広場が広がります。体を動かすのはもちろん、松林を抜けた先の展望デッキで日本海を眺める時間も。自分のペースで、秋の外遊びを楽しんでみてください。

本をきっかけに皆生の日常に触れる
読書の秋に訪れたいのが、皆生温泉の玄関口にある「カイケノマド」です。
本棚には、 本棚オーナーがそれぞれの視点で選んだ本が並びます。いつもなら手に取らない一冊に出会えるのも、この場所の楽しさ。本の向こうにある、選んだ人の好みや関心にも触れられそうです。
本の貸し出しも行っているので、利用方法を確認して、気になる一冊を海辺へ連れ出してみるのも。
まち歩きの途中に立ち寄って、本を一冊眺めてみる。そんな小さな寄り道から、皆生での過ごし方が広がります。

手を動かして出会う鳥取の工芸とアート
皆生で受け継がれる手仕事を身近に感じるなら、「法勝寺焼 皆生窯」の陶芸体験へ。湯呑みや茶碗、お皿など、自分の暮らしで使う器をつくれます。
皆生の砂や日野川河口の砂鉄を粘土や釉薬に使うなど、土地の素材を取り入れた焼き物は、皆生ならではの風合いも魅力。旅先でつくった器を家で使うたびに、海辺で過ごした時間を思い出せそうです。

「結 Musubi」は、鳥取の伝統工芸を体験できる施設。
弓浜絣の機織りや陶芸、因州和紙を使ったうちわ・ランプシェードづくりなど、多彩なものづくりが体験できます。
素材に触れ、少しずつ形にしていく時間は、普段何気なく使っているものを見直す機会にもなりそうです。体験内容や予約方法は、事前に確認してお出かけください。

自由に表現する時間を楽しみたい方には、「地域活動支援センター あかり」のアート活動も。絵を描いたり、ものをつくったり、おしゃべりをしたり。
見ているだけでも参加できる、自由な時間を大切にする場です。
隔週土曜日の午前中に開催、参加費無料。開催日は公式Instagramでご確認ください。
あかりの開催日・活動の様子を見る(公式Instagram @akarihiroba_art)

作品の完成を目指す時間も、誰かと同じ場所で過ごす時間も。さまざまな関わり方ができることが、皆生のまちの面白さにつながっています。
作り手のこだわりに触れるお気に入り探し
服作家・tomooさんが手がける「atelier freeland-2nd」は、天然素材の生地選びからデザイン、縫製までを一人で行うお店です。
肌触りや着心地を大切にしながら、遊び心を加えた服づくり。素材や形、細部の工夫を見ていると、毎日の装いにも新しい楽しみが生まれそうです。販売会は期間限定で開かれるため、次回の予定は公式Instagramをチェック。
「秋のうつろい展」は、2026年10月10日〜13日に開催されました。
atelier freeland-2ndの販売会情報を見る(公式Instagram)

「ベイサイドスクエア皆生ホテル」の売店は、宿泊者以外も利用できます。地元のお土産のほか、和柄のヘアアクセサリーや雑貨、色柄豊富な足袋ソックスなどが並びます。
旅の記念を探す方も、普段使いの小物を探す方も。ホテルの売店をのぞいてみることも、まち歩きの楽しみのひとつになります。

秋の味覚を楽しみながら次の温泉旅も計画
食欲の秋は、おいしいものを目的に皆生へ。
地元素材を生かした洋菓子をつくる「NiCo sweets」では、大山町産の和栗を使ったモンブランを紹介。
丁寧に仕込んだ渋皮煮を丸ごとのせた一品で、栗のおいしさをじっくり味わいたい方に。
焼き栗タルトや、干し柿をチョコレートで包んだ「いなかもん」なども、秋のおやつ選びを楽しくしてくれます。
商品の販売状況はお店へご確認ください。
NiCo sweetsの商品・営業情報を見る(公式Instagram @nicosweets2017)

家族や友人と気軽に食べるなら、「おーゆ・ランド/ホテル」内の「のんびり亭」も。
「バケツdeポテト」は、通常の約2倍のボリューム。みんなで分け合いながら、ひと休みする時間にもぴったりです。

ゆっくり食事を楽しみたい日には、「皆生グランドホテル天水」のレストラン「渚亭」へ。
2026年7月にリニューアルした会場では、ライブキッチンや約50種類の旬菜ビュッフェを楽しめます。
日帰りで利用できるプランも。
利用できる日や料金、予約条件はホテルへお問い合わせください。

秋のお出かけを楽しみながら、冬の温泉旅を考えるのもいいですね。
「皆生松月」「皆生游月」では、境港で水揚げされた保証タグ付きの松葉ガニを味わう宿泊プランを紹介。
今夏オープンしたばかりの、「皆生游月」のダイニングレストラン「蓮」の鉄板プランも好評。
秋の味覚をふんだんに使った料理を堪能してみませんか。

皆生で出会ったおいしさをお土産に
帰り道には「米子市観光センター」で、地酒やお土産を探してみませんか。
皆生温泉オリジナル酒「海の降る雪 上代」をはじめ、鳥取の地酒が並びます。二十世紀梨のお酒など、味わいだけでなくボトルやラベルを眺める楽しさも。家でゆっくり味わう一本や、大切な人へのお土産を選ぶ時間まで、皆生のお出かけを楽しめます。

気になるひとつをきっかけに皆生温泉へ
海辺で読書をしたあとに、スィーツを買って帰る。ものづくり体験に出かけて、お気に入りの雑貨を探す。次の休みの予定に、気になる場所をひとつ加えてみませんか。
本を選ぶ人、器や服をつくる人、季節のおいしさを届ける人。まちを歩くと、海の景色とともに、皆生で暮らし、働く人たちのこだわりにも出会えます。
初めて訪れる方も、近くに暮らす方も。いつもの日常に少し違う時間をつくりに、秋の皆生温泉へお出かけください。

※営業時間、開催日、体験内容、商品の販売状況、宿泊・日帰りプランの条件は変更される場合があります。お出かけ前に各施設の公式サイト・SNS等で最新情報をご確認ください。