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column

2022.07.19

[コラム]実行委貞会のなかvol.2
「わたしの好きな皆生」
米子市観光協会/事務局長/石倉准次郎

私の中で、皆生といえば、夏の風物詩となっている「全日本トライアスロン皆生大会」です。毎年、個人の部、リレーの部を合わせて、約1,500名の鉄人たちが灼熱の皆生に大会に挑みます。
特に、スイムスタートは圧巻で、早朝にも関わらず応援、見学者の方で皆生海岸が賑わいます。コロナで中止となり、今年、3年ぶりとなる皆生大会。近年、皆生温泉から境港まで整備され、人気となっている「白砂育桧の弓ヶ浜サイクリングコース」がランコースになるなど、新たな魅力的なコースで開催となりました。
私も選手として何度か出場しておりますが、国内のトライアスロン大会として、最も過酷な大会であり、トライアスリートの憧れの大会がこの地で開催されるのは、地元としても大変誇りに思います。
また、あまり知られておりませんが、皆生海岸の夕暮れはとても素敵です。8月頃、日没直後、雲のない遠くに見える島根半島の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る黄昏時。夕日が沈んでいき、徐々に日本海の水平線にイカ釣り漁船の漁火がキラキラと光り始める幻想的な風景は、日々の疲れを忘れさせる時間は、心が穏やかな気持ちになります。
皆生温泉海遊ビーチでは、海浜施設の漁火テラス2階から、そのひと時を眺めることが出来る空間となっています。また、ビーチ開設期間中の週末は21時より、目の前で花火が上がりますので、夏の思い出として素敵な時間をお愉しみください。